PR
スポンサーリンク
食材・料理のQ&A

ハーゲンダッツの賞味期限を調査!表示の見方や安全に食べられる期間

スポンサーリンク
料理・食材
スポンサーリンク

冷凍庫から食べかけのハーゲンダッツを見つけたのですが、1年前の古いアイスだったので賞味期限切れだと思い捨ててしまいました。

ハーゲンダッツの箱に何か記号はあったのですが、賞味期限の表示なのかよく見ずに処分しました。

「せっかくのハーゲンダッツがもったいなかったかな」と後から気になったのですが、そもそもアイスに賞味期限や消費期限はないのでしょうか

そこで今回は、アイスの中でもハーゲンダッツに焦点を当てて以下の項目を調べてみました。

 

  • ハーゲンダッツに賞味期限はあるの?
  • 箱の記号や表示の見方は?
  • ハーゲンダッツはいつまで日持ちする?
  • 家庭用の冷凍庫でハーゲンダッツは腐る
  • ハーゲンダッツの正しい保存方法は?

 

捨てたアイスは霜がついていたので賞味期限切れだろうと思ったのですが、冷凍食品は腐るイメージがないですよね

たとえ10年前のアイスでも未開封で冷凍庫に保存しておけば、賞味期限が過ぎていても食べられそうな気がします。

今までアイスを買って賞味期限を気にしたことがありませんでした。

賞味期限は「年」や「月」の表示がなくても、数字が並んでいれば賞味期限の読み方はわかりますが、ハーゲンダッツの賞味期限の見方はどうなのでしょうか。

この記事を最後まで読んでいただければ、ハーゲンダッツの賞味期限や美味しく食べられる正しい保存方法がよくわかるので、ぜひ参考にしてください!
 

スポンサーリンク

ハーゲンダッツに賞味期限や消費期限はあるの?箱の記号や表示の見方は?

ハーゲンダッツというと、ちょっと贅沢したい時のアイスというイメージがありますよね。

差し入れでアイスを持っていく時はハーゲンダッツのマルチパックをよく買いますが、一番人気は濃厚な味クリーミーな口当たりが特徴のバニラです。

美味しさの秘密は、ハーゲンダッツのバニラには乳化剤や安定剤が使われていないことです。

厳選された素材と製法によって贅沢な味わいを作り出していますが、その分ほかのアイスに比べて賞味期限が短そうです。

ハーゲンダッツの定番はカップアイスですが、クリスピーサンドや期間限定のミニカップ「華もち」も人気があります。

クリスピーサンドはアイスをウエハースで挟んだもので、華もちはアイスと餅をコラボさせた日本独自のデザートです。

どちらもウエハースや餅が早めに腐りそうで、賞味期限が気になります

では、それぞれ賞味期限の設定はどうなっているのでしょうか。

 

ハーゲンダッツに賞味期限はない?

実はハーゲンダッツには、賞味期限も消費期限も記載されていません。

食品にはたいてい賞味期限消費期限が表示されてますよね。

賞味期限と消費期限はそれぞれ

  • 賞味期限・・・おいしく食べられる期限のこと
  • 消費期限・・・品質が劣化せずに食べられる期限のこと

 

という意味です。

おにぎりやサンドイッチなど腐りやすい食品には消費期限、スナック菓子や缶コーヒーのような腐りにくい食品には賞味期限が設けられています。

そう考えるとハーゲンダッツは腐りにくい食品に分類されるので賞味期限が表示されているのでは?と思いますよね。

しかし、アイスには賞味期限の表示義務がないのです。

食品を-18℃以下で冷凍保存すれば、長期間の保存でも品質が劣化しにくいためです

アイスは製造過程で一度凍らせたら、そのままの状態で冷凍保存されますよね。

そのためアイスは法律で製造年月や賞味期限の表示がなくてもいいことになっています。

ハーゲンダッツに賞味期限の表示を探しても見当たらないのは、記載の省略が認められているからなんですね。

ではハーゲンダッツのカップや箱に記載のある記号は何を意味しているのでしょうか。

 

カップや箱に記載されている記号の意味

食品に記載が義務付けられているのは、賞味期限や消費期限だけではありません。

製造場所や製造管理番号の表示が義務付けられています

つまり数字やアルファベットの羅列は、ハーゲンダッツが作られた製造工場の固有記号や管理記号だったのですね。

ちなみにハーゲンダッツには「©2014 General Mills」という表示があり、この「2014」を賞味期限と勘違いした人もいるでしょう。

©はコピーライトつまり版権のことで、2014年に発生したハーゲンダッツの版権はGeneral Mills(ゼネラルミルズ社)が持っているという意味です。

ハーゲンダッツのパッケージには賞味期限の表示がないことがわかりましたが、アイスには賞味期限切れはないということなのでしょうか。

 

ハーゲンダッツの歴史はこちらの記事を参考にしてください
↓  ↓  ↓
ハーゲンダッツはどの国で生まれたの?本社や製造工場はどこにある?

 

 

ハーゲンダッツはいつまで日持ちするの?10年前のものでも食べられる?

ハーゲンダッツは-18℃以下の保存で品質劣化しないなら、冷凍庫に入れておけば1年でも10年でも大丈夫となりますよね。

しかし実際は、家庭の冷凍庫で-18℃以下を保ち続けるのは難しいのです。

なぜなら

 

  • 冷凍庫の扉の開け閉めで庫内温度が変化する
  • 室温の影響で庫内温度が変化する

 

ということが起こり得るからです。

私が捨てたハーゲンダッツは霜がついていました

もし食べていたら、シャリシャリした食感でハーゲンダッツ特有のなめらかさは味わえなかったでしょう。

 

冷凍庫の中でのアイスの変化

一定の温度に保たれなかった場合、アイスは溶けて固まるのを繰り返します。

そうなるとなめらかさがなくなって、ザラザラしたアイスになってしまいます

温度変化で溶けた際に出た水分が蒸発すると、アイスが冷凍焼けを起こしてしまうのです。

そうなるともう美味しくないですよね。

1年程度なら美味しい状態を保てても、さすがに10年は家庭用の冷凍庫では品質を保つのは難しいでしょう

ハーゲンダッツには賞味期限が1年と決まっているいう話もありますが、実際は賞味期限の表示がないので定かではありません。

でも、ハーゲンダッツは乳化剤や安定剤を使わずに厳選した原材料のみで作っているので、ほかのアイスに比べると温度変化に弱く劣化しやすいことを考えると納得できます。

ではハーゲンダッツは冷凍庫の中で腐ることもあるのでしょうか。
 

 

家庭用冷凍庫だとハーゲンダッツは腐ることもあるの?

家庭用冷凍庫の温度設定は-18℃以下が多く、冷凍庫で保存していれば菌が繁殖できないので腐りません。

しかし日常的に冷凍庫を開け閉めすれば、その都度庫内の温度は変化します。

また暑い夏は外気によって庫内の温度が上がってしまうこともありますよね。

アイスには以下のような表示があります。

  • -18℃以下で保存してください
  • 要冷凍(-18℃以下)

 

賞味期限の表示はありませんが、この注意事項を守らなければ品質が保証できないということです。

 

アイスは溶けると品質が劣化する

冷凍庫内の温度が-18℃以上になると、ハーゲンダッツなどのアイスも少し溶けてしまい、品質が劣化して風味や食感が損なわれます。

例えば、冷凍庫に入れ忘れて長時間常温で置きっぱなしにしていたアイスを再冷凍した場合は注意が必要です。

アイスは糖分が多いので、微生物の生育可能温度0~40℃(細菌は0~90℃)になるとカビが生えたり、腐りやすくなります。

品質が急激に劣化していることに気づかず再冷凍し、食べてみようとしたらカビが生えていた・・・となる可能性もあるのです。

アイスを購入後は、必ずすぐに冷凍庫で保存して早めに食べましょう!

 

溶けたアイスの再冷凍はNG?

溶けたアイスをもったいないから凍らせて食べようと思ったことはありませんか。

私はあります。

しかし溶けたアイスの再冷凍はNGです。

理由はふたつあります。

 

  • 食感が悪くなる
  • 菌が繁殖している可能性がある

 

何年も経った古いハーゲンダッツは固まっていても冷凍庫内で一度溶けている可能性があります

バニラアイスに緑色のカビがあれば、明らかに腐っていることがわかりますよね。

しかし腐っているか見分けられない場合もあります。

古いハーゲンダッツを食べるかどうかは自己責任ですから、よくよく注意して怪しい場合は食べない方がよいでしょうね。

せっかくのハーゲンダッツを腐らせないことが一番ですが、ではどのように保存していたら美味しい状態を保てるのでしょうか。
 

ハーゲンダッツの正しい保存方法を紹介!食べかけでも大丈夫なの?

ハーゲンダッツをしばらく冷凍庫に置いておくなら、美味しさを保つポイントを抑えておきましょう。

 

アイスの冷凍保存で気をつけたい2つのポイント

アイスは冷凍庫内の温度変化に影響を受けてしまいます

温度変化を防ぐためには、冷凍庫のなるべく奥に入れましょう。

また冷凍庫内にある他の食品の匂いがアイスに移ることもあります。

長期間冷凍庫に入れて置く場合はジップロックなどの密閉袋に入れておくと防げます。

密閉しておくと乾燥も防げるので、美味しさを保てますよ。

食べかけのアイスも同様です。

ただし食べかけのアイスは未開封に比べて劣化しやすいので、早めに食べ切るのが一番です。

 

霜のついたアイスは食べない方がいい?

アイスの表面に霜が張ったものは、本来のなめらかさや風味が損なわれてしまっています。

スプーンですくってみるとシャリシャリ感があったり、一口食べてザラッとしていたりして本来の美味しさを楽しめません

箱やパッケージに多少霜がついている場合は大丈夫ですが、大量についている場合はアイスの中身が温度変化の影響を受けている可能性が高いです。

アイスを売っているお店ではきちんと温度管理をしているはずですが、どうしても外気温や扉の開閉の影響で温度が変わって霜がつきやすくなる場合があります。

お店で売られているアイスの状態をよく見て、できるだけパッケージに霜がついていない商品を選ぶことをおすすめします!

まとめ

最後にハーゲンダッツの賞味期限について調べた内容を簡単にまとめておきます。

 

  • ハーゲンダッツなどのアイスには賞味期限が設定されない
  • アイスは-18℃以下で保存される
  • -18℃以下は品質劣化しないため賞味期限の記載義務がない
  • パッケージにある記号は製造番号で賞味期限ではない
  • 家庭の冷凍庫では-18℃に保てないことがある
  • 庫内の温度変化でハーゲンダッツが劣化することもある
  • 常温に放置して溶けたアイスは菌が繁殖して腐ることがある
  • 温度変化を避けるために冷凍庫のなるべく奥に入れる
  • 密閉袋に入れることで匂い移りや乾燥を防げる

 

腐ったアイスを食べたことはないですが、シャリシャリになったアイスを食べたことはあります。

十分に品質劣化していたということですよね。

ハーゲンダッツに賞味期限がなくても、美味しさが損なわれたらそれは賞味期限切れということではないでしょうか。

今まで食べかけのアイスはそのまま蓋をして冷凍庫に入れていましたが、ちょっとした手間で美味しさを保てるならやらない手はないですよね。

もし冷凍庫にハーゲンダッツが忘れたままになっていたら、さっそく正しい保存方法を実践してみてください。

 

ハーゲンダッツについてはこちらの記事もおすすめ!
↓  ↓  ↓
ハーゲンダッツ工場って見学できる?食べ放題できるって本当なの?

 

タイトルとURLをコピーしました