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食材・料理のQ&A

醤油は腐るとどうなる?傷んだ時の見分け方や日持ち期間を調査!

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料理・食材
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醤油は日本の家庭には欠かせない調味料ですが、メーカーによって味が違いますよね。

我家ではお気に入りの味があるのですが…。先日、賞味期限が迫った高級醤油のセールをしていて、思わず購入してしまいました。

「えっ!醤油って賞味期限があるの?…ということは腐るの!?」と思いつつも、高級醤油の味が気になったんですよね。

ですが、やはりおなじみの味の醤油が恋しくなって買い直すことに。

結局、この高級醤油の存在をすっかり忘れてしまい(笑)、気がついたら白いものが浮いていました!!

醤油が腐るという認識はなかったのですが、痛んで食べられなくなることはあるのかもしれません。

そこで今回は、醤油の賞味期限や腐るとどうなるかについて調査することにしました! 

 

  • 醤油は腐るのか
  • 醤油が腐った場合の特徴
  • 市販の醤油の賞味期限や開封後の日持ちはどれくらいか
  • 賞味期限切れからいつまでなら食べられるのか
  • 醤油は冷凍できるのか

 

この白いものが浮いている醤油は食べても大丈夫なのか、捨てるしかないのか…?

また、このように不要になった醤油は、流しにそのまま捨ててよいのかも疑問です。

きっと、油のように望ましい捨て方などがあるのかもしれないと思い、いろいろと調べてみました。

醤油は腐るのか、腐った醤油の見分け方、不要な醤油の捨て方、正しい保存方法などに関して詳しく紹介していきます!
 

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醤油は腐るとどうなるの?痛んだ時の見分け方や日持ち期間も解説!

醤油は、大豆といった穀物を原料して発酵させた日本の伝統的な液体調味料です。

基本的に、醤油は塩分濃度の高いため腐らないといわれています。

しかし、保存方法によっては痛んで味や風味が大幅に落ちてしまいます。

では、醤油が痛むとどのような状態になるのか、具体的に見ていきましょう!

 

醤油が痛んだときの目安と特長

醤油は、日光に当たったり開封後に空気に触れたりすることで、酸化して黒っぽくなり透明感がなくなってしまいます。

醤油は腐らないといわれますが、腐らなかったとしても「劣化によって味や風味が落ちて食べられなくなる」ことがあるのです。

醤油が劣化して痛んでいるかどうかの目安は、見た目や味で判断します。

以下のような醤油は、味や風味が損なわれています!

 

  • 見た目:白いものが浮いている・濃く変色している・とろみがある
  • 臭い:異臭がする
  • 味:変な味がする、まずい

 

醤油の表面に稀に見られる白いカビは、醤油の成分の一つである酵母菌」が結晶化したものです。

口に入れても問題ありませんが、布でこすなどして白いものを取り除き、鍋で加熱殺菌して利用するのが理想です。

白いカビのようなものは、そのまま長く放っておくと結晶化が広がり、体に有害なカビが発生するので注意しましょう

ちなみに、経年劣化した醤油の臭いはとても強烈なようです。

醤油が痛んだ時の特長がわかったところで、次は醤油の日持ちや賞味期限について具体的に見てみましょう。

醤油も減塩タイプのものや昆布だしのものなど多種多様で、最近ではニンニク入りのものや、ゆず入りなども人気がありますね!

 

市販の醤油の賞味期限や日持ちを調査!

市販の醤油の賞味期限を、以下でわかりやすく表にまとめてみたのでぜひ参考にしてくださいね。

 

醤油のメーカー別賞味期限一覧
メーカー名 商品名 賞味期限
フンドーダイ 透明醤油 8ヶ月
うまくちしょうゆ 18ヶ月
特醸甘口醤油 24ヶ月
熊本のおしょうゆ 母の味
とら醤油株式会社 黄ニラしょうゆ 9ヶ月
快創熟の里 芳熟にんにく醤油 12ヶ月
芳熟かつお醤油 18ヶ月
川中醬油 やさしいこいくち醤油 18ヶ月
さしみ醤油むらさき 24ヶ月
濃口醤油豊醸
有機丸大豆濃口醤油
ヤマサ ヤマサ徳用しょうゆ 18ヶ月
鮮度生活絹しょうゆ
香り立つ特選減塩しょうゆ
キッコーマン 旨み豊かな昆布しょうゆ 12ヶ月
しぼりたて生しょうゆ MILD
特選丸大豆しょうゆ 18ヶ月
超特選丸大豆濃厚生しょうゆ
特選丸大豆減塩しょうゆ
パウダーしょうゆ 24ヶ月
反田醤油 さしみ醤油 18〜24ヶ月
料亭さしみ醤油 24ヶ月
蔵工房 にんにく醤油 24ヶ月
根昆布醤油
かぼす醤油
ゆず醤油
うめ醤油

 

実は、醤油の賞味期限は容器によっても左右されます。

缶や瓶に入れられている醤油よりも、ペットボトルに入れられている醤油は、若干賞味期限が短くなります。

これは缶や瓶に比べて、ペットボトルは空気を通す量が多いためです。

上の表の”反田醤油のさしみ醤油”は、瓶タイプとペットボトルタイプがあるため、同じ製品でも賞味期限が違うわけです。

 

開封後はどれくらいまで使えるの?

醤油の賞味期限は長めに設定されているものが多いですが、これはあくまで未開封の場合の期限です。

開封後は空気に触れてしまうので、醤油の酸化が進みます。

酸化するとどんな食品でもそうですが、品質が落ちてしまうだけでなく、空気中の雑菌にも犯されやすいです。

そのため、開封後の醤油は冷蔵庫で保存して、30日程度で使い切りましょう!

 

食卓に欠かせないポン酢の賞味期限に関してはこちらこら!
↓↓↓
ポン酢が賞味期限切れに!未開封と開封後はいつまで使えるの?

 

上記の一覧から、醤油の賞味期限は種類によって、8〜24ヶ月程度と幅があることがわかりますね。

さらに、醤油は容器によっても賞味期限は変わってきますが、もし賞味期限切れになったらどの程度まで食べてもよいのでしょう?
 

醤油の賞味期限切れはいつまで大丈夫?正しい保存方法も紹介!

醤油は1Lサイズや1.8Lサイズなどがあり、特売時にまとめ買いすることもありますよね。

そんなこともあり、つい賞味期限を切らせてしまうことも少なくないでしょう。

醤油は、賞味期限切れになったらいつまで食べられるのか?

…とその前に、まずは「賞味期限」について、「消費期限」とあわせて以下で簡単に説明します。

賞味期限

  • 美味しく食べられる期間
  • 醤油・味噌・スナック菓子・缶詰など日持ちする食品に付けられることが多い

消費期限

  • 品質が劣化せずに安全に食べられる期限
  • サンドイッチ・弁当・おにぎりといった日持ちしない食品に付けられることが多い

 

賞味期限は「美味しさ」を保証する期限、消費期限は食品を食べても「安全かどうか」を保証する期限で、日持ちする醤油には「賞味期限」が書かれていることが一般的です。

では次に、醤油は賞味期限が切れてからどのくらいまで食べても大丈夫なのかを、見ていきたいと思います。

 

醤油は賞味期限を過ぎてから何日後までなら食べられる?

賞味期限は、期限を設定予定とする期間の1.2〜1.5倍の期間まで、適切な検査を定期的に実施して、安全が確認されてから設定されます。

そのため、期限切れになったからといって、即食べられなくなるということにはなりません。

例えば、賞味期限が24ヶ月の醤油の場合、

 

24ヶ月 × 1.2倍 = 28.8ヶ月

 

つまり、醤油は賞味期限が4〜5ヶ月程度過ぎても、問題なく食べられるわけですね。

実際、賞味期限切れの醤油を料理に使ってしまう人は多いようです。

前で解説した通り、賞味期限は美味しさの保証期限なので、期限切れの場合は風味が落ちている可能性は高いです。

賞味期限切れの醤油の味や品質の劣化は、保存状態などによっても左右されるので、”絶対に”味が落ちているとは言いきれません。

さしみ醤油なども含めて、煮込み料理などに使用すれば、さほど風味や品質の劣化を気にせずに食べられるでしょう

さて、醤油は賞味期限が切れても割と長い期間食べられることがわかりました。

ただし、それは正しく保存して品質が保たれてこその話です!

次は、醤油の適切な保存の仕方を解説します。

 

醤油の正しい保存方法は?

醤油を正しく保存して、できるだけ美味しさを保ちたいですよね。

醤油の品質を変えてしまうのは、以下の3つです。

 

  • 温度(熱)
  • 空気(酸素)
  • 微生物(カビ)

 

開封前なら、熱や酸素に触れさせないように、パントリー・床下収納・シンク下などの冷暗所で、直射日光を避けて保存しましょう。

ただし、醤油はさまざまな容器で販売されていて、それによって適切な保存方法も違ってきます。

そのため、商品に記載されている保存方法を守ることも大切です。

ところで「醤油を冷凍保存すればより長持ちするのでは?」と考える方もいるかもしれませんね。

醤油は塩分が多く含まれているため、-30℃くらいにならないと凍結しません。

ですが、一般家庭の冷凍庫では-18℃程度くらいにしか冷やせないので、凍らせることは難しいでしょう。

つまり、醤油は冷凍庫に入れても無意味ということですね。

 

開封後の注意点

開封前の醤油は常温保存でOKですが、開封後の醤油は、酸化・発酵・腐敗などによる品質の劣化は免れません。

そのため、開栓後はしっかりと蓋をして冷蔵庫で保存する必要があります。

醤油差しになどに入れて使用している場合は、常温で保存することが多いかもしれませんが、冷蔵保存することで劣化を防げます

また、蓋に醤油がこびりついていると、カビの発生や増殖を防ぐことにもつながるので、瓶やペットボトルの口を綺麗に拭き取りましょう

最近では「酸化を防ぐやわらか密封ボトル」など、特別な容器を開発して販売している会社もあります。

 

 

このような製品は、開封後も常温で保存できて90日程度日持ちします

 

【醤油などの液体調味料の捨て方】

醤油の賞味期限が大幅に過ぎてしまい、臭いも変化して捨てることになった場合、捨て方で迷うかもしれませんね。

醤油を捨てる際は、燃えるごみとして出せるように工夫しましょう。

水を通さずに燃えるものといえば…牛乳パック油処理袋などが思いつきます。

牛乳パックの場合は、液体をたっぷり吸う新聞紙やトイレットペーパーなどを入れて醤油を吸わせて、しっかり密封して捨てましょう。

液体を吸わせるタイプの油処理袋も扱いやすくて、利用する人は多いようです。

 

 

ちなみに、スーパーのレジ袋は自治体によっては、”燃えないゴミ”扱いになるので注意が必要です。

レジ袋が”燃えるゴミ”扱いの地区の場合は…。レジ袋を2〜3重にして、中に新聞紙やトイレットペーパーを入れて、しっかり醤油を吸わせてから袋を縛って捨てましょう。

間違っても、台所の流しやトイレなどに流し捨てるのはNGですよ!

しかし、なるべくなら捨てないに越したことはなく、無駄なく使い切りたいですよね。

やはり、正しく保存して美味しく使い切るのが理想です。

 

まとめ

今回調べた味噌に関して、まとめました。 

 

  • 醤油は腐らないとされているが、痛むと異臭がする
  • 醤油に白いものが浮いていた場合は取り除けば食べられる
  • 醤油の賞味期限は商品によって違う
  • 醤油は賞味期限が切れてもしばらくは食べられる
  • 開封前は冷暗所で保存し、開封後は冷蔵保存で1ヶ月程度で使い切る
  • 醤油を捨てる時は、水分を吸水しやすい新聞紙などに吸わせて捨てる

 

醤油に賞味期限があるとは知らなかったのですが、保存状態によっては味や風味が大幅に落ちてしまうんですね。

また白いものが浮いた醤油も、その部分を取り除けば食べられるなど、醤油が使えるのかどうかの基準もわかりました。

最近は、うすくち醤油やさしみ醤油の他に、透明醤油やニンニク醤油、黄ニラしょうゆなど、さまざまな醤油があることも知ったので、今度、ぜひ試してみたいと思います。

https://item.rakuten.co.jp/f412015-saga/30-f-031/

醤油差しに入れ替えて、常温でテーブルの上に置いているご家庭も多いのではないでしょうか。

ですが、冷蔵庫に入れるなどして正しく保存し、美味しく食べてきれいに使い切れるようになってくださいね

 

大豆を原料とした昔ながらの味噌の日持ちに関してはこちらから!
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味噌は腐るとどうなる?傷んだ時の見分け方や日持ち期間を調査!
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