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生活のQ&A

生ゴミの上手な捨て方!臭い,カラス,コバエを防ぐには?

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生活関連
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ゴミ収集場にカラスに荒らされたゴミ袋が取り残されているのを見ると、とても嫌な気分になりませんか?

ましてやそのゴミが自分の出した物だった時のショックといったら…!

経験のある方はおわかりになると思いますが、ゴミの中身は人に見られたくないものですし、何か自分が良くない物を出したみたいで後味が悪いですよね。

さらにゴミと言えば、家庭内のゴミ箱や収集所に出した後のゴミ袋にコバエがたかったりするのも、気分は最悪ですね。ただでさえ蓋を開けるたびに嫌な臭いがして気が滅入るのに、一緒にコバエまで出てきてはたまりません。

そこで今回は生ゴミの上手な捨て方をご紹介します。 

  • 臭いを防ぐ方法
  • コバエの発生を防ぐ方法
  • カラスに荒らされるのを防ぐ方法

生ゴミにまつわる3つの悩みを一挙に解決!『ゴミ出しの悩み』を解決するための具体的な対策をご紹介していきたいと思います。

生ゴミの処理をきちんとしておくと、キッチンがとても清潔になり気持ちが良いですよね。今すぐにできる方法や、取り入れやすい新習慣、家電に至るまで丁寧に解説していきますので、是非お試しくださいね!

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生ゴミの上手な捨て方!臭い,コバエ,カラスを防ぐには?

生ゴミの上手な捨て方、その方法はとてもシンプルです。

臭い対策 生ゴミを腐敗させない
コバエ対策 生ゴミに蓋をする
カラス対策 生ゴミを見せない

水気を持った状態の生ゴミは、雑菌が増えやすく、腐敗が進むことで臭いが発生します。するとコバエが集まって来たり、卵を産み付けてウジ虫がわいたりします。

水気を保つから腐敗するということは、乾燥させておけば問題ないわけなんですが…。それは難しい話です。

また生ゴミを収集場所に出す際に、ゴミ袋の中を見せないようにすることでカラスが寄ってくるのを防ぐことができるのですが、そもそも指定のゴミ袋が半透明では難しい…。

こうすれば防げるんだ!という具体策が見つからないという人のために、次項からは、これらの具体例な対策をご提案していきたいと思います。

生ゴミの捨て方は、とにかく水気を取る事がポイント

臭い対策として生ゴミを腐敗させないためにすぐできることとして、例えばこんな方法があります。

  1. 水気を切ってからビニール袋に入れ、しっかり縛る
  2. 新聞紙やチラシに水気を吸わせてビニール袋に入れ、しっかり縛る
  3. 漂白剤で雑菌を抑える
  4. 三角コーナーの代わりに古紙の簡易ゴミ箱を使う


方法1

ネット型のゴミ袋を使って水気を切り、ビニール袋に入れてしっかり縛る

これは基本的なことでしたね!実行している人は多いかもしれません。しっかり水分を切っておく必要があるので、細かいゴミをキャッチするストッキングタイプのネットや二重構造のネットなどは、捨てる前に手で押すなどして念入りに水気を切っておくと◎です。

またビニール袋から水分が漏れないようにするコツは、コブを作る結び方で縛ることです。両端を結ぶ方法では隙間ができて、水分が漏れてしまいます。

方法2

新聞紙やチラシなどで水気を吸わせてからビニール袋に入れ、しっかり縛る

新聞紙は腐敗の原因になる水分を吸ってくれて、脱臭効果もあります。

魚の内臓などは水気を切ることが難しく、その上臭いもキツくて困りますよね。こういうゴミはクルクルと新聞紙で巻くようにして包んでから、ビニール袋に入れると効果抜群ですよ。

翌日がゴミの収集日ならばそのまま捨ててしまえますが、収集日まで2~3日ある時には臭ってこないか気になりますよね。夏場で特に腐敗が進みやすい時期は、一時的に冷凍保存してから捨てるという方法もあります。

方法3

漂白剤で雑菌を抑える

まず水で薄めた漂白剤を霧吹きに入れて常備しておき、生ゴミを入れたゴミ袋や三角コーナーにシュッ!とするのを習慣にします。100均でも霧吹きは売っていますから、わりとすぐに実行できるでしょう。

漂白剤は2倍くらいに薄めても十分な効果があります。生ゴミの腐敗を防ぐので臭わなくなりますよ!

※厳重注意!!※

塩素系漂白剤はクエン酸など酸性のものと混ぜると有毒ガスが出ます。

レモンやレモン汁、酢の物など酢を使った日は要注意!漂白剤スプレーは絶対NGですよ!

ただし三角コーナーはあくまでも生ゴミの一時置きに留めましょう。雑菌を抑えていても、やはり長時間の放置は好ましくありません。三角コーナーは、その都度ゴミ箱へ移してしまうのが手っ取り早くキレイを保つ方法ですよ。

三角コーナーは生ゴミに漂白剤をスプレーするよりも、生ゴミを捨ててしまった後に漂白剤を使ってヌメリをきちんと取っておく方が、より清潔に保てます。

方法4

三角コーナーの代わりに古紙の簡易ゴミ箱を使う

三角コーナーは汚れやすく、キッチンで最も掃除に気を遣うものではないでしょうか。一旦汚れてしまうとヌメリで触るのも嫌になり、余計に不衛生になりやすいんですね。

三角コーナーに直接生ゴミを捨てると汚れやヌメリの原因になるため、ポリ袋をセットしておく人も多いと思います。

でもポリ袋を使うと水気が切れない

そこで、古紙を簡易ゴミ箱にする方法がおすすめなんです。

生ゴミを捨てる簡易ゴミ箱は、新聞やチラシを半分に切ったサイズを2〜3枚重ねて作ると丈夫ですし、程よく水分を吸ってくれるので効果的です。

新聞がどんどん減るので、古紙の回収時に出す新聞の量も減って一石二鳥ですよ。

ちなみに新聞を購読していない場合は、100均やホームセンターなどに売っている“使い捨ての三角コーナー”を利用する方法もあります。常に買い置くのは多少の手間とお金もかかりますが、衛生的で手間いらずなため、意外と人気があるんです。

筆者も生協や100均で買った使い捨ての三角コーナーを使ったことがありますが、側面の穴から水を切ることができて便利でしたよ。また底が網状になっていたり、可愛い柄だったりと最近は種類も豊富になっています。ぜひチェックしてみてくださいね。

コバエを防ぐには「臭いものには蓋」をする事!

どこからともなくやってくる厄介なコバエ!寄ってくる主な原因は、”臭い”だと言われています。コバエは臭いを頼りに餌に寄ってきているのです。そこに、卵を産み付けるために。

コバエは卵から孵化するのに1日、幼虫とサナギの期間に9日かかります。その期間内にゴミを捨ててしまえば済むかといえば、そうもいかないことが多いです。ゴミ箱の蓋の裏側やゴミ袋との隙間など、捨ててしまう部分以外に卵を産み付けられてしまう場合があるからです。

そのためコバエが寄ってこないように、

  • 臭いをさせない
  • 臭うものには蓋をする

これがコバエ対策になります!先ほどの臭い対策は、コバエ対策にもつながるわけです。

またコバエは野菜や果物を好みます。常温保存の野菜や果物が傷んだところにも寄ってきますよね。

常温のバナナやミカンは傷んだらすぐに捨てる!という習慣にしましょう。触りたくないからと放置したら、コバエまで追加されちゃいますよ。

また野菜や果物を捨てる時は、袋に入れてしっかりと縛ってからゴミ箱へ。蓋を開けるたびに臭いが漏れ出ないようにするためです。抵抗が無ければ、夏場は冷凍保存してから収集日に一気に捨てるのもオススメですよ。

意外なことに、アルコールを好む種類のコバエもいます。だから缶ビールを飲んだら、そのまま放置して寝てしまうのは危険!お酒が入って良い気分で寝てしまいたいところでも、きちんと洗って、蓋つきのゴミ箱に捨ててから寝ましょうね。

次は筆者が講じたコバエ対策をあげておきますので、是非チェックしてみてください!一見してコバエの発生源になりそうにないものが、意外と原因だったりもするんですよ。

  • 三角コーナーや排水溝に生ゴミはないか?ぬめりは?
  • 料理や食べ残しが出しっぱなしではないか?フルーツや野菜はどうか?
  • ビン、カン、食品トレーなどの資源ゴミは、綺麗に洗って蓋つきの容器に入っているか?
  • ぬか床は密閉容器に入れているか?
  • 植木鉢(土)を置いていないか?

※植木鉢はゴミではないので盲点だと思いますが、常に湿っている土はとてもコバエが寄ってきやすいんです!

ぬか床からコバエがわいてくることもあるので、早いうちに対処しなくてはなりません。卵を産み付けられるのは表面や容器の隙間部分ですので、早いうちなら取り除いて対処する方もいますし、もちろん作り直す方もいます。

これらに気をつけるようになってから、筆者の家ではキッチンでコバエを見ることはほとんどなくなりましたので、是非お試しください。

生ゴミの入ったゴミ袋にカラスを寄せつけない方法

カラスは視覚でゴミを探していることをご存知ですか?コバエと違って、カラスの嗅覚はあまり良くないそうなんです。

住宅街のゴミ収集場所の付近では、決まってゴミの回収日に、電線や屋根の上からじっとゴミを狙っているカラスを見ることがあると思います。カラスは収集所の様子をちゃんと見ていて、人がいない時を見計らって降りてくると、しっかりと餌を狙って突いています。

なぜそんなことができるのか?

実は、カラスは人には見えない“紫外線”を見ることができるんです。人間の目には、半透明のゴミ袋の中身はぼんやりとして見にくいですが、中身が紫外線を反射しているため、カラスには意外と奥の方までしっかりと見えているですね。

この性質を利用したのが、カラス対策として売られている『カラスシャット』などのゴミ袋です。この商品が黄色いため黄色がカラス除けとして認識されていることもありますが、紫外線を通さない工夫がされていて、そのために黄色くなっているものです。

黄色ならばカラス除けになるというわけではないので、気をつけて購入してくださいね!

一方で自治体指定のゴミ袋があり、このようなカラス除けのゴミ袋が使用できない場合も多いと思います。その場合は
新聞紙で中身を隠して捨てることで、新聞紙が紫外線を通しにくくしてくれます。
いちいちゴミを捨てるたびに新聞紙で包んでいては面倒ですし、かさばります。新聞紙はゴミ箱やゴミ袋の内側にセットしておく方が簡単ですよ。

新聞紙に厚みを持たせる方が効果が高まりますので、新聞紙2〜3枚ずつを端を重ねるようにしながら筒状にしておきます。

ゴミ袋を縛る前に、上からも見えないように新聞紙を被せておきましょう。これなら簡単な上に費用もかからず、効果抜群ですのでおすすめです!

ちなみに個別収集をしてくれる自治体なら、カラス除けネットゴミボックスも効果的ですよ。網目が細かく、カラスがゴミ袋を突けないようになっています。

生ゴミを家庭で処理する便利な道具

「ゴミの悩みを解消するために、いっそのこと家電を買ってしまおう!」という方に、2つご紹介しますね。

  • ディスポーザー(粉砕機)
  • 生ゴミ処理家電

共働きで忙しいご家庭だったり、1人暮らしで生活空間の距離が近くてどうしても室内の臭いが気になる場合などは、こういった家電を活用して快適に暮らすのも1つの選択肢です。それぞれの大まかな特徴を踏まえて検討してはいかがでしょう?

ディスポーザー(粉砕機)

シンクの下に取り付け、生ゴミを水と一緒に流して粉砕し、下水へと流すシステムです。とても便利ですし、可燃ゴミの量自体も減るから、生ゴミ対策以外にも利点がありますね。

後付けも可能ですが、環境問題や排水管が傷む恐れなどの問題点もあり、取り付けられない建物や設置を禁止する自治体もあるので、後付けには慎重な検討自治体への確認が必要です。

一方で新築戸建で取り付けを検討する方もいますし、新しい分譲マンションなどはディスポーザー付きの物件が増えつつあります。

生ゴミ処理家電

生ゴミの処理家電には、主に3つのタイプがあります。

乾燥型 生ゴミを乾燥させる
バイオ型 生ゴミを微生物に分解させる
ハイブリッド型 乾燥式とバイオ式の良いところを合わせた

例えばひと昔前よく見かけた緑色の“コンポスター” は、庭に置いて生ゴミを堆肥にする機械なので、アナログ式のバイオ型といえます。購入時に助成金の出る自治体もありますし、できた堆肥を家庭菜園で利用できるので、お庭がある家ではとても魅力的です。

一方で外にゴミを持って行く手間や、虫がわくのを防ぐためには小まめな手入れが必要という面から、少し面倒と感じる人もいるようですね。

また乾燥型は温風で乾燥させるため、電気代が上がってしまうのが難点ですが、大きさもコンパクトで価格もお手頃なのが魅力です。キッチン家電や分別ごみ箱など、キッチンに置きたい物はたくさん。スペースを取りたくない方は乾燥型も検討してみては?

ただ使うたびに容器を洗うタイプなど、小まめな手入れが必要なものばかりです。

最近人気が上昇しつつあるのがハイブリッド型です。月々の電気代が他の2タイプと比べて半分以下に抑えられることや、臭いが漏れ出ることもないというのが人気の理由です。

まだ機種は少なく、”エコ美人”という処理機の価格も10万以上と高めですが、助成金が出ることや、生ゴミが分解されて、ほとんどなくなるのは大きな魅力です。

筆者の妹が利用していますが、ランニングコストを考慮にいれたとしても、音も臭いも気にならずゴミも出なくなったので、使ってみて良かった家電の1つだそうです。

大きさは厚みのある空気清浄機くらいで、さほど圧迫感もありませんから、置く場所にも困ることがなさそうです。ちなみに妹は、キッチン横の脱衣所に置いていましよ。

「家電は予算的にもスペース的にも難しいなぁ…」という方は、次章を参考にしてくださいね!

究極は、生ゴミを極力出さずに消費すること!

「生ゴミを捨てる度に紙を消費したり、ビニール袋を消費したりというのは、エコじゃないよね」と思ってしまうことは、逆転の発想で“生ゴミを極力出さない方法” を取り入れてみてはいかがでしょうか?

新聞紙やチラシはリサイクルに出せばいいし、ビニール袋は極力もらわなければいいし、生ゴミが出ないように調理すればゴミの管理もラクになります。

というわけで、「生ゴミを出さない=食材を使い切る」ということを意識して調理をしてみませんか?

意外と簡単!生ゴミを減らす工夫6つ

  1. 大根の皮は細切りにして、煮込みスープにすると美味しくいただける
  2. 人参はよく洗い、皮をむかずに調理するかキンピラに使う
  3. セロリの皮も、ピリッと豆板醤をきかせたキンピラにするととっても美味しい
  4. りんごの皮はよく洗って皮ごと食べたり、厚めにむいて他の料理に使ったりする
  5. 汁物が残ったら、おじやにして翌日の1人ランチで消費
  6. 魚料理で出た中骨は、カリッカリに揚げて骨せんべい

人参の皮はとても薄いので、よく洗えば、ほとんどむく必要すらないほど。我が家ではサラダの時以外は皮をむきませんが、全く誰も気づいていないほどです(笑)

また最後には結局捨てるんですが、野菜のヘタや皮を冷凍保存しておいて野菜だしを取るという方もいます。ゴミ収集日の前日にだしを取ってから捨てるのであれば、臭い対策にはなりますよね。

こんな風にキッチンでの生ゴミを減らすと、ゴミ捨てがとってもコンパクトになりますし、臭いやコバエ、カラス対策もずっと簡単になります。

楽しみながらゴミを減らせるような “ゴミを出さないアイデア料理” を考えてみるのも楽しかもしれませんね!

まとめ

生ゴミの上手な捨て方

  • しっかり水気を切ってから捨てること!
  • ビニール袋に入れてしっかり縛って捨てるか、新聞紙などに水気を吸わせて捨てると良い
  • 三角コーナーは臭いの発生源!使うたびに洗って清潔にするか、撤去して捨てられる簡易ゴミ箱を使おう
  • 2倍に薄めた漂白剤を霧吹きに入れ、生ゴミに噴き付けると臭いを抑えられる

コバエ対策

  • 臭いに寄ってくるので、まずは生ゴミの臭い対策を!
  • 常温保存の野菜や果物が傷んだら、すぐに捨てる
  • ゴミ箱を蓋付きにするなど、保管方法を見直す

カラス対策

  • 紫外線を遮る効果のあるゴミ袋を使用する
  • ゴミを新聞紙で覆って光を通さない工夫をする

生ゴミを減らす工夫をしよう

  • ディスポーザー付きの物件を選ぶか、生ゴミ処理家電を購入する
  • 食材を無駄なく使い切ることで、生ゴミの量を減らせば臭いも抑えやすい

生ゴミをゴミ箱に捨てる時に少しの工夫をするだけで、生ゴミの臭いはかなり抑えられます。家にある物や簡単に手にはいる物を使ってできることならば、気軽に取り入れられますよね。

そして臭いを防げばコバエ対策にも繋がりますし、生ゴミの水気をしっかり切っておけば、ゴミ箱の汚れだって軽減されるんですよ。

共働きで忙しい方には家電という強い味方もいますし、できることはたくさんあります。

毎日のことなので、気持ちよく、楽しみながら続けたいものですね!

長くなりましたが、最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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