PR
スポンサーリンク
食材・料理のQ&A

オートミールのお弁当は腐る?おにぎり・スープジャーの注意点は

スポンサーリンク
料理・食材
スポンサーリンク

オートミール お弁当 腐る

【執筆者:栄養士 佐々木彩】

オートミールのお弁当は腐ると普段と違う腐敗臭、酸っぱい味がするなどの変化が起こります。

しかし、粘りやどろどろになって一見すると食べられそうにない状態でも美味しく食べられる場合があるので、腐っていないかどうか見分け方を覚えておきましょう!

この記事ではオートミールのお弁当を持ち歩くために知っておきたい以下の項目を説明します。

この記事を読むとわかる!
オートミールのお弁当 のこと

 

  • 腐るとどうなるのか
  • 粘りやどろどろは大丈夫?
  • 調理時の注意点
  • おすすめの持ち歩き方法

オートミールはお米の代わりとしておにぎりにしたり、おかず料理を作ったりできるので、ダイエット中の強い味方ですよね。

お弁当箱やスープジャーに入れたオートミール弁当が腐らないか心配な人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

スポンサーリンク

オートミールのお弁当は腐るとどうなる?特徴を解説

オートミール お弁当

オートミールで作ったお弁当が腐ると、カビが発生したり、穀物臭ではない明らかな腐敗臭や酸っぱい味がしたりなど、異変が現れます。

腐ったオートミールの特徴
見た目
変色
カビが生えている
匂い
臭い
におい
腐敗臭

食感
触感など
  • 酸っぱい味
  • 粘り
  • どろどろしている

米化しておにぎりにするなど調理したオートミールは、水分を多く含みます。

水分があることで雑菌が繁殖しやすい環境となり、乾燥したオートミールよりも腐りやすくなってしまいます。

オートミールに水を加えて電子レンジで加熱すると、ご飯のような食感になります。お米の代わりとして食べられますよ。

しかし、腐っている食品によく見られる粘りやどろどろが見られても、食べられる場合もあります。

粘りやどろどろでも大丈夫?腐敗の見分け方

味噌汁やスープにオートミールを入れスープリゾットにするとどろどろに溶けることがありますが、これはオートミールに含まれるでんぷんの性質によるものです。

でんぷんは水分を含むと粘りやどろどろが出ますが、健康上の問題はなく、美味しく食べられますよ。

しかし、どろどろに加えて異臭糸を引くような粘りがある場合、腐敗している可能性が高いので食べないようにしましょう。

お米でもおじやにするとどろどろしますよね。

このように水分が多いオートミール調理の場合は、多少粘りがあっても大丈夫です。

ただし、食べる際は異臭など腐っている様子がないか確認してくださいね。

また、作りたては問題がなくても常温で放置するなど正しく保存されていないと菌が増殖して腐敗する恐れがあり、注意が必要です。

お弁当やおにぎりの放置は危険!食中毒の原因とは

常温で長時間放置すると、雑菌が繁殖して食中毒の発生リスクが高まります。

食中毒の原因菌が食品に付着すると、時間経過で雑菌が繁殖して嘔吐や腹痛などの症状が現れることがあるため、常温になりがちなお弁当は大変危険です。

 雑菌の繁殖しやすい温度は20~50℃と言われています。

実際にオートミールおにぎりが腐った人もいらっしゃいます。

上記のように食あたりを起こさないように、雑菌の繁殖を防ぐことは非常に重要だと言えますね。

また、オーバーナイトオーツは前日に作っておくため空気中の雑菌に触れやすく、さらに未加熱のため雑菌が繁殖しやすいのでさらに注意が必要です。

オートミールを牛乳や豆乳などに入れ一晩浸したもので、やわらかく食べやすい食感になります。

もしもお弁当として持っていくのなら、常温での持ち運びには向いていないので、保冷機能のあるスープジャーに入れましょう。

凍ったフルーツを入れるなど時間がたっても冷たさを保つ工夫をするとより安心です。

特に夏は高温多湿となり食中毒のリスクが増すので正しい調理・保存方法を覚えておきましょう。

オートミールの日持ちは?お弁当にはスープジャーがおすすめ

オートミール スープジャー

水分を含んだオートミールは常温だと腐りやすいので、お弁当やおにぎりとして持ち歩く場合はなるべく早く食べるか冷蔵庫で保存しておくと良いでしょう。

スープジャーを利用するのもおすすめです。

お弁当・おにぎり、スープジャーの日持ち
お弁当・おにぎり スープジャー
常温 なるべく早く 5~6時間以内
冷蔵 当日中
冷凍

低温だと雑菌が繁殖しにくいため、お弁当にして持ち歩く際はなるべく低温を保ちましょう。

冷蔵庫が利用できる環境であれば冷蔵庫に、難しければスープジャーを利用すると5~6時間は低温を保てます。

ただし調理時に雑菌が少なからず付着しているため、当日中に食べきるようにしてくださいね。

また調理時の衛生に注意すると、雑菌の繁殖を抑えることができます。

調理時の工夫で、お弁当が腐るのを防ぐ!

調理済みのオートミールをお弁当やスープジャーに入れる際には、原因となる雑菌を増やさないことが大切です!

食中毒を防ぐためには「付けない、増やさない、やっつける」の三原則に注意するとリスクを最小限に抑えることができますよ。(※1)

調理時 ・清潔な手、調理器具を使う
・おにぎりを握るときは
使い捨て手袋やラップを使う
・十分に加熱する
保存時
・清潔なお弁当箱やタッパー
に入れる
・保冷剤やカバーを活用する

調理時はもちろん、清潔な容器を使うことも大切です。

夏場は腐りやすくなるため、保冷剤スープジャーにカバーをするなどの対策をするとより安心できますね。

また、持ち歩きにはお湯を入れるだけですぐ食べられるインスタントオートミールもおすすめです。

夏場でも腐る心配がないのでぜひ試してみてくださいね♪

オートミールについてもっと知りたい人はこちらの記事もご覧ください。

結論 | オートミールのお弁当はなるべく早く食べるか、冷蔵庫に入れよう

オートミールのお弁当 のまとめ
  • 普段と違う臭いや味がしたら腐っている可能性大
  • どろどろでも異臭がなければ食べられることもある
  • 雑菌が増殖するため常温放置は×
  • 冷蔵庫やスープジャーを活用する
  • 雑菌対策をしっかりと行う

オートミールのお弁当は水分を含んでいるため、乾燥しているオートミールよりも腐りやすいです。

特に常温だと雑菌が繁殖して、すぐに腐ることもあるので注意してくださいね。

腐ったオートミールのお弁当を食べると食中毒を起こす危険もあるので、冷蔵庫やスープジャーなどを利用して低温に保ち、なるべく早めに食べましょう。

食中毒防止の三原則を守って美味しいお弁当を楽しんでください♪

タイトルとURLをコピーしました