【執筆者:編集部 鳥越菜生】
本当の顔は鏡で見ている自分ではなく、写真の顔に近いと言われます。
しかしいつも鏡で見慣れた自分の顔が他人から見た顔とは違う、と聞くとちょっと心配になる人もいるかもしれません。
また写真の顔がブサイクで悩んでいるのにどうすればよいのか、とショックを受ける人もいるようです。
そこでこの記事では、自分の本当の顔が知りたいと思ったときにぜひ知っておきたい、次の項目について解説します。
自分の本当の顔のこと
- 鏡の自分が他人からみた自分と違って見える理由
- 鏡の顔と写真の顔どっちが本物か
- 他人から見た自分の顔を知る方法
- 本当の顔を知るメリットと心配しすぎなくて良い理由
自分の顔が人からどう見えているのかを知るとうれしいメリットも期待できるので、便利なスマホアプリの活用法もぜひ参考にしてください。
目次
本当の顔が知りたいときの対処法 | 鏡と写真の見え方の違い
鏡の自分は他人から見た自分とは少し違って見えている可能性が高いので、本当の顔を知りたいなら写真の自分を見る方が良いと言われます。
鏡 | 写真 |
---|---|
・左右が反転している ・角度や表情を微調整できる ・反射光で明るく照らされる ・脳機能の影響を受ける (美化・愛着性) |
・左右の反転は無い ・ある一瞬の状態の 静止画像になる ・動きやレンズの影響 (歪む・伸びる) |
しかしスマホやカメラの写真を見て自分がブサイクすぎると思い、加工アプリが欠かせない人もいます。
証明写真見るとがっかりするわ
あとiPhoneのセルフで撮影した顔鏡の顔と全く違う気がする😫
加工したい😓— shinobu (@shinobu79930262) June 23, 2022
逆に鏡の自分を見ると安心する人が多いので、本当の顔ではないと言われるとショックを受けるかもしれません。
そこでまず、鏡の顔と他人から見た顔の違いや特徴を確認しておきましょう。
鏡の自分は他人からみた自分とは違う感じに見える
鏡の顔は他人からみた自分とは左右が反転しているため印象も異なり、光の影響や脳のはたらきにより美化されて見える可能性があります。
人は左から見た顔と右から見た顔がぴったり同じではない場合がほとんどなので、反対向きになっただけでも違う雰囲気に見えます。
さらに鏡を覗くときには自分が良く見える好みの角度に向いたり、表情を微調整したりする場合が多いうえ、都合の悪いものは見えていないかもしれません。
また鏡面は光を反射して顔を明るく照らし、影ができにくいのでシワも目立ちにくく、肌をきれいに見せる効果があります。
周囲にライトが付いた鏡なら光効果を存分に活用できるので、毎日メイクするのが楽しくなりますよ。
以上のような見え方をするため、鏡の姿は脳内でとらえている自分の顔とは一致しますが、人から見た自分の顔とは違っている可能性が高いです。
一方カメラで撮った写真はレンズを通してはいますが左右の反転もなく、人が目で見ているのと近い姿が写っています。
他人が見る自分の本当の顔を知りたいなら、写真に写った顔を見れば良いわけですね。
鏡の顔と写真の顔どっちが本物か | 本当の自分を知るメリット
鏡の顔と写真の顔どっちが本物かといえば両方とも自分の姿ではありますが、他人が見ている本当の自分に近いのは左右反転が無い写真の方です。
鏡や脳機能を介さない本当の顔をよく知ることで自分の癖や生活習慣を見直すきっかけにもなり、美容や健康に良い効果も期待できます。
- メイク法の改善に役立つ
- 健康について考えるきっかけになる
- 癖や生活習慣を見直すヒントになる
- 写真の顔にも慣れて違和感を和らげられる
本当の顔をよく観察していると、歪みのある部分を発見する場合があります。
いつも同じ側を下にして寝たりほお杖をついたり、片側だけで噛んだりなどの習慣や癖があると、左右差が大きくなり片方が歪んだようになりやすいです。
顔に歪みがあると首や肩だけでなく全身に影響する可能性もあるので、原因に心当たりがあれば改善していく方が良いですね。
また顔が歪んでいるとあごの関節周りの骨や筋肉がズレている場合があるので、整体の専門家に相談する方法もあります。
毎日マッサージをして自分で少しずつ改善できる場合もあるそうなので、興味のある人は次の動画も参考にしてみてください。
しかし写真で見る方が本当の顔だと聞くと、ショックを受ける人も多いですよね。
鏡で見る顔とノーマルカメラで撮る顔とどっちがほんとの顔なの!?鏡の顔が本物の顔であってほしい…߹ᯅ߹
— らてしゃん︎︎ (@Whitemilk_15) August 12, 2022
鏡の顔は光や脳機能のはたらきできれいに見え、毎日のように見慣れて愛着もあるので、違う見え方をする写真の顔には違和感や嫌悪感を持つ人も多いです。
写真はシャッターを押した瞬間の状態を静止画像にしているので、動きやレンズの影響を受けて一部が歪んだり伸びたりする場合もあります。
本当の顔に近いとはいえ写真も実物と全く同じではない場合もあり、感じ方は人それぞれなので、自分をブサイクだと心配しすぎなくても大丈夫です。
自分が思うほど心配不要かも | 写真写りを良くするコツ
写真が本当の顔だとしたらひどくブサイクに見えると悩む人もいますが、他人からは自分が思うほどには悪く見えていない場合が多いです。
自分の評価の悪さは、自分自身の美意識や理想の高さとコンプレックスが原因かもしれません。
感性は人それぞれなので、何が可愛いかわからないものですよね。
自分の顔が嫌いだと思う人は写真の顔がブサイクになる理由を知っておくと、写り方を工夫してより美人に見せることもできます。
- 顔の下方向から写さない
- あごを引かないように注意する
- 髪型を工夫する
- なるべく中央に近い位置で写る
- 撮影する瞬間はできるだけ動きを止める
写真の顔がブサイクになる理由のひとつに、カメラが上向きになって下から見た顔を撮っていることが考えられます。
下から見た顔は首の周りの肉が目立つため太って見え、光を遮って影ができやすく、顔面が暗くなり小ジワも目立ちやすくなります。
また撮影時に動いていたり写真の端の方に写ったりした場合は、部分的に伸びたり歪んだりしやすいです。
そのためにも本当の自分の顔をよく知ることが大切なので、簡単にチェックできる方法を知っておきましょう。
他人から見た自分の顔を知るおすすめの方法 | アプリも人気
いつでも簡単に本当の自分の顔を見る方法として、スマホのカメラ機能を使って左右反転の無い写真を撮るほか、便利なアプリの活用もおすすめです。
- カメラやスマホで人に撮ってもらう
- スマホで写真を自撮りする
- スマホのミラーアプリで反転させて見る
他人から見た自分の顔は、スマホの外カメラで人に撮ってもらった写真はもちろんですが、インカメラを使って自撮りすれば一人でも簡単にチェックできます。
ただしスマホの機種や設定によっては、自撮りして保存された写真を開けてみると左右が反転している場合があります。
スマホではミラーアプリを使えば画面が鏡のようになり、画面上のボタンを押すだけで左右反転を切替えられるので、動きながら本当の顔をチェックできますよ。
アプリによって拡大鏡になるズーム機能や、画面を明るくできるライトアップ機能なども楽しめるので、使い勝手の良さそうなものを探してみてください。
本当の顔を見て、もし嫌悪感があっても「自分はこんな風に見えているのか」と受け入れてよく観察し、美容と健康の向上にも役立てられると良いですね。
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結論 | 本当の顔を知りたいときはスマホやアプリを手軽に活用
- 鏡の自分は左右反転し脳機能の影響で美化される
- 他人からみた自分の顔は写真に写った顔に近い
- 写真もレンズを通すため実物と全く同じではない場合もある
- 他人から見た自分の顔を知る方法はスマホ・アプリが手軽
- なるべく気軽に受け止めて観察すると美容・健康にも良い
鏡と写真の顔どっちが本物かと心配な人が多いですが、自分の本当の顔を知りたいときは、左右が逆になった鏡の顔ではなく写真に写った顔を見ましょう。
どちらも自分の顔に変わりはありませんが、見え方が違っている可能性が高いので、人からどう見えるかを確認するには左右反転の無い写真がおすすめです。
自分の顔をよく見ていると、肌やメイクなど美容のことだけでなく健康面を改善するヒントにもできます。
自分の本当の顔を気軽にチェックできるように、スマホを使った自撮りや便利なミラーアプリも活用してみてくださいね。