「書類は一体いつ届くんだ?!」取引先の経営者から直々に苦情の電話。慌ててレターパックを追跡しようとしたら・・・
『お問い合わせ番号が見つかりません』
なんて、つれない表示が出てきて、イライラした経験はありませんか?
私は、以前に働いていた税理士事務所でレターパックライトを利用していたのですが、先方からよくと問い合わせが来て、その度に追跡番号で調べていました。
相手が急いでいる場合はきっちり状況を確認しないといけなかったので、レターパックライトの追跡については知識が豊富です!
今回はレターパックライトの追跡ができないという場面にスポットを当てて、こんなことをご紹介します。
- レターパックライトの追跡ができない原因
- レターパックライトの追跡番号が表示されるまでのタイムラグ
- レターパックライトの追跡番号を紛失したときの対処法
- レターパックライトの追跡状況のステータスに表示される単語の意味
- レターパックライトのステータスが『引受』から変わらないときの状況
みなさんご存じのように、レターパックといえば、契約書などの重要な書類を一度に安く送ることができて、配送状況の追跡ができるのが魅力のサービス。私も、よく契約書や決算書などの重要な書類を、レターパックを利用して送っていました。
配送業者からの手渡しじゃないと受け取れない宅急便などと違い、不在の時でも郵便受けに投函してくれるというのはとっても便利ですよね。
とはいえ、時々、追跡ができない!という事態は起こります。まずはその原因からご一緒に確認していきましょう!
目次
レターパックライトの追跡ができない!考えられる原因はコレだ!
レターパックライトのメリットといえば、追跡がついていることです。その追跡ができないとなると、えらいこっちゃ!
追跡サービスに追跡番号を入力したときに、
『お問い合わせ番号が見つかりません。お問い合わせ番号をご確認の上、お近くの取扱店にお問い合わせください。』
とメッセージが出てきてしまったら・・・
原因は4つです!
レターパックライトの追跡ができない原因1. 追跡番号の間違い
追跡番号の間違いには2パターンあります。
- 自分が追跡番号を入力し間違っている。
- レターパックを送った相手が知らせてくれた追跡番号が間違っている。
レターパックライトの追跡番号は、12ケタの数字です。追跡番号自体に間違いがないかどうかを確認してみて下さいね。
レターパックライトの追跡ができない原因2. 送り主の都合
送り主がレターパックライトを送る準備をし、追跡番号をあなたにお知らせしますよね。お知らせしたはいいものの、まだ送っていないという場合です。
特にフリマアプリを利用した取引でレターパックライトでの配送を利用する場合は、このパターンを疑ってみるといいかもしれません。送り主が個人の場合は、”取引は完了してるんだから、ちょっとくらい時間が空いても大丈夫だよね~♪”と軽い気持ちでいる可能性もあります。
レターパックライトの追跡ができない原因3. 集荷の問題
送り主が確かに送ったものの、集荷のタイミングなどの影響で、まだ郵便局のシステムに入力されていない場合があります。
レターパックライトは郵便局に出すほかに、ポストに投函することもできます。郵便局のシステムに入力されるのが一番遅れるのは、郵便局から遠いポストに投函したというパターンです。
ポストに投函されたレターパックライトがあなたのお手もとに届くまでは、こんな道のりをたどっています。
送り主がポストに投函→郵便局員さんがポストから集荷→近くの郵便局に持っていく→追跡番号がシステムに入力される→統括局に持っていく→受け取る人の近くの郵便局に配達される→受け取る人のポストに届く
ということで、送り主がレターパックライトを局から遠いポストに出した場合は、システムに入力されるのが遅れる&あなたのお手もとに届くのが遅れるということになります。
レターパックライトの追跡ができない原因4. 人的な問題
郵便局員さんも人間ですから、あなたのお手もとに届くはずのレターパックライトの追跡番号を入力し忘れているなんてことも考えられます。
それだけではなく、天候の影響などで集荷作業が遅れることも考えられますよね。
いかがでしょうか。4つの原因の中で一番気になるのが、集荷の問題です。統括局に遠ければ遠いほど遅くなるとお伝えしましたが、一体どれだけのタイムラグがあるのでしょう?詳しくお知らせします!
レターパックライトの追跡番号が反映されるまでの時間とは?
レターパックライトの追跡番号が反映されるまでには、どれくらいのタイムラグがあるのでしょうか?
- 最短10~30分
送り主が郵便局にレターパックライトを直接持ってく場合。 - 最長19時間
集荷の回数が少なく、郵便局からものすごく遠いポストに、午後4~5時以降にレターパックライトを投函した場合。 *これは、可能性のお話しです。極端な例を考えていますので、ご了承いただければと思います。
ちなみに、日本の最北端(宗谷岬あたり)から最南端(波照間島)へ、レターパックライトを送った場合はお届けまでに何日かかるかを調べてみました!結果は、おおよそ3日後でした。
どれだけタイムラグがあったとしても、3日ほどで配達が完了するということを知っていただければと思います。
レターパックライトの追跡番号をなるべく早くシステムに反映させるには?
郵便局の窓口に持っていくことです。窓口でシステム入力さえされれば、その後は追跡されますので安心ですね。
さらに、なるべく早く相手に届けたいという場合は、統括局に持っていくのがおすすめです。
ところで、あなたは追跡番号をいつもお手もとにちゃんと控えていますか?私、ずぼらなんですかねぇ?こういうものをすぐに捨ててしまう癖があります。
こんな私のように、「追跡番号がわからない!!!」という事態が起きた場合の対処法も調べてみました。
※ちなみに、追跡番号がどこについているか分からない方は、コチラ!
レターパックライトの追跡番号を紛失!追跡できない時の対処法とは?
まず、レターパックの追跡番号を、誰が紛失したかで対処法が変わります。早速見ていきましょう!
送り主が追跡番号を紛失した場合はどう対処する?
レターパックライトの追跡番号を紛失した場合、調査ができるかどうかを、日本郵便に問い合わせてみました。結論は、できないということでした。
この場合は、レターパックを受け取る相手に連絡をし、丁重に謝罪したうえでレターパックライトが届くのをお待ちいただくということになります。
*念のため、レターパックライトを出した郵便局やポストを覚えておきましょう。理由はこれからお話しします。
日本郵便によると、レターパックライトがお相手に届かない場合、調査できる可能性もあるということなので、問い合わせのやりとりをご紹介します。
Q.レターパックライトの追跡番号を紛失してしまいました。追跡番号を教えて頂くことはできますか?
A.追跡番号をシステムに入力する際には名前や住所は入力されませんので、紛失した場合は調査することができません。
Q・もし相手にレターパックライトが届かない場合はどうしたらいいでしょうか?
A.レターパックライトの配達は、ほとんどが3日以内に終わります。”配達が終わっているはずなのに届かない”という状況になれば、調査することができます。
Q.どのように調査をするのでしょうか?
A.郵便局で「お届け先不明」として保管してあるレターパックライトの中から探すという作業になります。その際には、レターパックライトを出した郵便局やポストなどの情報を聞き取りしながらの調査となります。
*ここで先ほど覚えておいた、レターパックライトを出した郵便局やポストの情報が役立ちます。
受け取る側が追跡番号を紛失した場合はどう対処する?
一度送り主から追跡番号を知らせてもらっているはずですので、もう一度送り主に連絡して追跡番号を聞くということになります。
先ほどもお話しましたが、レターパックライトはほとんどが3日以内に届きます。早ければ翌日には届きますので、もしレターパックライトの中身が急ぎのものでなければ、落ち着いて少し待ってみるのもおすすめです。
では、実際にレターパックライトを追跡したときに表示されるステータスの意味を確認してみましょう。
レターパックライトの追跡状況のステータスに表示される単語の意味
日本郵便のトップページの『追跡サービス』に追跡番号を入力すると、配達状況によって様々な表示が出てきます。レターパックライトのステータスを表にまとめてみました。
ステータス | 意味 |
引受 | 郵便局の窓口やポストから、レターパックライトを受け取りました。 |
到着 | 受け取る側のお近くの郵便局にレターパックライトが届きました。 |
お届け先にお届け済み | 受け取る側のポストに投函が終了しました。 |
持ち出し中 | レターパックライトを配達中です。 |
差出人に返送 | 送り主へ返送しています。 |
返送できません | 送り主の住所が不明で、返送できませんでした。郵便局に保管しています。 |
ちなみに、この情報は100日間保存されるそうです。
レターパックライト封筒の写真をスマホで保存しておく
追跡サービスで配送状況を確認すると思いますが、ステータスが『差出人に返送』・『返送できません』というステータスになってしまう場合に備えて、封筒の写真をスマホに保存しておきましょう。
たとえば、フリマアプリなどを利用してレターパックライトで商品を発送する際にはより安全かなと思います。商品の購入者に現在の状況の連絡と住所などの確認をすることができますので、おすすめです。
レターパックライトに大切なものを入れて送ったときには、無事に相手に届くかどうかを何度も確認すると思います。ステータスがなかなか変わらないと、ドキドキしますよね。
ステータスが『引受』から変わらない場合についてもお知らせします。
ちゃんと届く?レターパックライトの追跡が『引受』のまま変わらない!
先ほど、レターパックのステータスの意味を表でご紹介しましたが、実は他の郵便サービスの場合は『引受』の後に『通過』というステータスが表示されることがあります。
『通過』というステータスを見慣れている方にとっては不安になるかもしれませんが、レターパックライトには『通過』というステータスがありません。
『お届け先にお届け済み』と表示されるまで、最長3日ほどかかることもあると知っていただければ幸いです。
*3日以上経過してもステータスが『引受』のままだという場合は、郵便局に問い合わせすることをおすすめします。
まとめ
”レターパックライトが追跡できない!”というトラブルの対処法をお知らせしてきました。
以下は、まとめです。
- レターパックライトが追跡できない原因は4つ。
- レターパックライトはポストに投函できるので、投函のタイミングによっては郵便局が追跡番号をシステムに入力するまでにタイムラグが出る。
- 送り主がレターパックライトの追跡番号を紛失した場合、追跡番号を知る方法はない。
- 受け取る側がレターパックライトの追跡番号を紛失した場合、送り主に確認しましょう。
- レターパックライトは、相手先に届くまで、追跡サービスでステータスを確認するのがおすすめ。
レターパックライトは、割と重い・重要な書類などを送るときにでも安く送れるのが魅力です。配達方法がポスト投函なのに追跡サービスがついていることも便利ですよね。
ただ、レターパックライトには損害賠償がついていません。お相手に届くのがきちんと確認できるまでは追跡番号をなくさず、きちんと確認することをおすすめします。
「あれ?おかしいな?」と感じたら、日本郵便に問い合わせをしましょう。