風邪･鼻風邪を一晩で治す方法は？知恵袋の回答から厳選まとめ！

【執筆者：編集部 田口菜月】

風邪を一晩で治す方法を知恵袋で調べてみると、ビタミンCを摂る・寝る・薬を飲むなどさまざまな記載がありました。

風邪は長引くと厄介で、回復まで行動を制限したり、周りに気を遣ったりするので、早めに治したいですね。

熱風邪や鼻風邪などさまざまな種類があるので、おすすめの治し方を以下項目に沿ってまとめました。

風邪が治るまでの過程・治る順番なども詳しくまとめているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

風邪を一晩で治す方法を知恵袋で検索｜薬を飲む・寝るなど

風邪が一晩で治った方法を知恵袋で調べた結果、薬を飲むだけでなくさまざまな方法がありました。

具体的な対策から、メンタル的な話までたくさんの方法があるので、ピックアップしてみていきましょう。

鼻風邪は炎症を抑える薬を飲む｜鼻を温めてもOK

鼻づまりや鼻水の症状がでる鼻風邪は、ウイルスが鼻やのどの粘膜に付着して炎症をおこすのが原因です。

風邪薬を飲むと炎症物質の働きを抑え、くしゃみ・鼻づまり・鼻水に効きます。

薬を飲むのに抵抗がある人は、以下の方法で自然治癒が期待できます。

しかし、完全に風邪を治す薬はないとされます。

風邪薬はあくまでも発熱・咳・鼻水・喉の痛みなどの症状をやわらげ、体の負担を軽くして自己免疫がウイルスと戦うのをサポートする役割であると覚えておきましょう。

 熱風邪は身体を温めて汗をかくと良い｜治るまでの過程も解説

熱風邪を引いた場合、汗をかくのが良いといわれます。

熱の具合によりますが、しっかりと発汗すれば1日で熱が下がる場合があるでしょう。

熱風邪が治るまでの過程を以下にまとめました。

また、熱が出る時に悪寒がするのは、筋肉をふるわせて体を発熱させるためとされています。

汗をかくと体の水分が抜けるので、水分補給も忘れずにしましょう。

 調子が悪いと感じたら身体を温めよう｜葛根湯を飲むのもおすすめ

体を温めて免疫力を上げるという意味で、葛根湯を飲むのもおすすめです。

少し調子が悪いなと思ったときは、脳が発熱を促す前に、体を温めて免疫力を活性化させましょう。

同じ理由で漢方もよいですね。

 医薬品ののど飴は有効成分により痛みや乾燥を緩和

のど飴を舐めると有効成分により、痛みや乾燥を緩和できます。

手軽にできる喉風邪の治し方ですが、実はのど飴には3つの種類があるんです。

種類	特徴
医薬品	・有効成分による効果効能が期待 ・咳や痰などの症状緩和が期待 ・製造販売ともに国の承認が必要 ・薬局やドラッグストアのみで購入可能 ・市販薬と同じ扱いのため副作用のリスク
医薬部外品	・医薬品に準じた有効成分が配合され、 緩やかにきく ・製造に国の承認が必要、販売は許可不要 ・薬局、ドラッグストア、コンビニ、 スーパー、通信販売で買える ・症状改善より予防目的 ・副作用の心配が極めて少ない
食品	・有効成分は配合されておらず、 効果効能が認められない ・喉に良い成分は含まれているが、 医薬品や医薬部外品のような効果は期待できず ・さまざまな味や食感を楽しめる ・乾燥対策や気分転換におすすめ

医薬品であれば、咳を一日で治す方法を知りたい人も咳風邪を治せるかもしれません。

のどの痛みには龍角散もおすすめです。

咳がでる・痰がからむなどの症状はのどのバリア機能を回復させる

龍角散は第3類医薬品に分類され、のどの粘膜に直接作用し、のどの調子を良くしてくれます。

こんな人におすすめです。

一般的な薬は、血液中を通ってから全身にアプローチするのに対し、直接きいてくれるのは良いですね。

のどには、線毛運動というバリア機能があり、呼吸と一緒に入ってくるホコリやバイ菌などを排出してくれます。

早く治すコツを見ていきましたが、やはり風邪を速攻で治すには、風邪をひいても早く治る身体づくりが大切です。

風邪をすぐに治すには日常生活で免疫力アップを意識しよう

風邪をすぐ治すには、日々の生活で免疫力アップを意識するのが大切です。

逆に風邪が長引いてしまう人には、以下の特徴があります。

当てはまる人は免疫力が低下する原因を抱えており、風邪が長引きやすいです。

そうならないためにも、免疫力をアップする最強の方法をまとめていきます。

適度な運動をすると風邪をひきにくくなる｜宅トレもOK

汗をかき、心拍数が上がる軽い運動をしている人は、風邪をひきにくいというデータがあります。

適度な運動をする人ほど風邪をひきにくくなり、ひいたとしても重症度が低いようです。

こんな時だからいつもやらない事をやってみる！毎日のラジオ体操は取り敢えず、欠かさない（笑）

キチンとやると良い汗かく♫

— 関智一 （チーフ・らぼったー） (@seki0908) April 6, 2020

外に出て運動するのが苦手な人は、宅トレでもOKです。

宅トレやランニングなど自分に合った運動方法で、免疫力を高めていきたいですね。

バランス良い食事をとる｜緑茶を飲むと風邪をひきにくくなる例も

バランスの良い食事も免疫力アップには必要です。

主食、主菜、副菜に汁物を上手に組み合わせ、炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランスよくとる必要があります。

主食・主菜・副菜について（※1）

主食	ごはん・パン・めん類など エネルギー源になるもの
主菜	肉・魚・大豆製品など タンパク質を多く含むもの
副菜	野菜・きのこ・海藻など ビタミンやミネラルを多く含むもの

ほかにも、緑茶を飲むと風邪をひきにくいという例もあり、積極的に取り入れていきたいですね。

身体を温めて免疫細胞を活性化させる

低体温は免疫細胞の活動を低下させるため、身体を温める意識が必要です。

たとえば、湯船に浸かって身体を温めたり、睡眠中に湯たんぽで胴体や四肢を温めたりするのも良いでしょう。

入浴剤をつかって、効率よく温め効果アップを狙ってもよいですね。

日常生活で笑いが増えると免役グロブリンがアップする

日々の生活に笑いがあると、唾液中のIgAが増え、免疫力アップにつながるとされます。

IgAは免疫グロブリンとも呼ばれ、同じようなものが5種類あるのでまとめました。

免疫グロブリン5種類のタイプ

IgG	生体防御の役割
IgM	感染の初期にはたらいて生体防御
IgA	粘膜から細菌が侵入するのを防ぐ役割
IgD	抗体の産生誘導や呼吸器感染防御
IgE	・寄生虫に対する免疫反応に関与 ・アレルギー反応にもかかわる

紹介したIgAは細菌侵入を防いでくれるので、風邪をひかないようにするためにとても重要だといえます。

風邪を早く治す方法や免疫力アップの方法について知れたので、もうすこし風邪について知識を深めていきましょう。

風邪とは鼻水やのどの痛みなど数日で治る症状のこと

じつは風邪は正式名称ではありません。

多くは命に別状がなく、数日で治る以下の症状のことです。

正式名称は「風邪症候群」、「感冒」、「急性上気道炎」などといいます。

なぜ風邪をひくのかというと、ほぼウイルスが原因で種類は数百あるようです。

風邪は症状が重いと長引いてしまいますが、一般的にはどのくらいで治るのか確認しておきましょう。

風邪はどのくらいで治るのか｜治る順番も説明

風邪をひいてから一般的に何日で治るかを、以下の表にまとめました。

風邪をひいてから治るまでの流れ

発症日より	症状
初日	発熱・倦怠感・のどの痛みなど
2～3日目	鼻水や鼻づまり
3日目～	咳や痰がでるようになる
7～10日目	自然に治る場合が多い （熱が下がってから鼻水や咳が治っていく）

1週間ほどで回復するようですが、鼻水や咳だけ2週間程度残る場合もあるようです。

風邪を長引かせないようにするには、早い段階で前述した方法を試してみましょう。

また、風邪とはちがいインフルエンザになった場合、通常の回復日数より多くかかる場合があります。

インフルエンザと風邪のちがいは発症速度｜自力で治さず医者へ

インフルエンザのときは、通常の風邪とちがい、一晩で治すのは難しいです。

風邪とのちがいを以下表にまとめました。

風邪とインフルエンザのちがい

	風邪	インフルエンザ
症状	・のどの痛み ・鼻水や鼻づまり ・くしゃみ ・せき ・発熱	・高熱 ・頭痛 ・関節痛 ・筋肉痛 ・せき ・のどの痛み ・鼻水
部位	鼻やのど	全身症状
発症	比較的ゆっくり	急激

症状が突然現れるかどうか、発症部位が全身かどうかといった、ちがいがあるようです。

インフルエンザはおもに冬季に流行する病なので、予防が大切です。

免疫力アップの方法をとりいれて、風邪やインフルエンザに負けない身体づくりをしてくださいね。

結論｜風邪を一晩で治す方法は身体を温めたり薬を飲んだりする

風邪を一晩で治す方法を知恵袋で調べると、のど飴をなめたり、寝たり、さまざまな方法が記されていました。

症状の度合いによりますが、初期で症状が軽ければ、薬を飲んで体を温めると、免疫力がアップし早めに風邪が治るでしょう。

風邪をひきにくい、なったとしても早く治る身体になるには、日々の生活で免疫力アップを意識して、運動や食事、笑うことを心がけてみてください。