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食材・料理のQ&A

生わかめの賞味期限はどれくらい?塩蔵わかめや乾燥品についても調査!

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料理・食材
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わかめは、生ものだけど賞味期限が長い」というのが、私のイメージです。

いつも気になるのが、賞味期限切れになってしまったとき!

長期間保存していたのだから、これ以上は日持ちしないの?」

「塩蔵わかめは、賞味期限にかかわらず、開封後すぐに腐ってしまうの?」

「賞味期限が切れても大丈夫なのか?食べられるのなら、どれくらいの期間なの?」

よく食べる食品なのですが、意外に知らないことが多いです。

今回は、わかめの賞味期限や保存方法など、これまであやふやだった知識を整理するために、徹底調査していきます!

 

  • わかめの賞味期限を徹底調査!加工の種類ごとにご紹介
  • わかめの賞味期限が切れたら、どれくらいまで食べられるの?
  • わかめは腐るとどうなる?見分け方が知りたい!
  • わかめの正しい保存方法

 

今回は、わかめの加工の種類ごと(湯通しの生わかめ、塩蔵わかめ、乾燥など)に分けて、冷蔵冷凍の賞味期限を詳しくご紹介します!

賞味期限切れに関係なく潜む”乾燥わかめへの害虫被害の危険性”など、わかめに関することを、隅々まで情報収集していきましょう。
 

   

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わかめの賞味期限はどれくらい?塩蔵わかめや乾燥品なども調べてみた!

わかめ”と一口に言っても、実は大きく分けて4種類あります。

皆様のお手もとにあるのは、どのわかめでしょうか?

  • 生わかめ(海から収穫してそのままのもの)
  • 生わかめ(湯通しされたもの)
  • 塩蔵わかめ(湯通しされています)
  • 乾燥わかめ

それぞれの賞味期限が、どれくらいなのかをご紹介します!

 

生わかめ(海から収穫してそのままのもの)

毎年わかめを収穫する、2月~5月だけは、このわかめを食べることができます。

茶色くて茎がついた状態で売られているのが、一般的です。

賞味期限は、長くても冷蔵で3日です。

生わかめの賞味期限を伸ばすには、塩蔵などに加工する必要があります。

*【塩蔵の加工方法、冷凍などの保存方法】については、後ほど詳しくご紹介します!

加工すると、長くて1年間保存可能になります。

 

生わかめ(湯通しされたもの)

賞味期限は、冷蔵で5日冷凍で1ヶ月が一般的でした。

収穫したわかめを、さっと湯通しした状態で売られています。

食べやすい大きさにカットされて売っていることが多いので、刺身などにして食べる方も多いのでは?

 

豆知識:”芽かぶ”はわかめ!?

芽かぶは、わかめの根本の部位のことです。

実は、わかめと芽かぶは部位が違うだけで、同じものなんですね!

旬の3~4月には、収穫した茶色い状態で売られていることもあります。

洗ったら食べやすい大きさにカットし、沸騰したお湯に入れると、一瞬で鮮やかな緑色に変わります。

すぐにお湯から上げて、お刺身で食べると絶品ですよ!

 

塩蔵(えんぞう)わかめ

塩蔵わかめとは、収穫したわかめをさっとゆで、塩漬けにしたものです。

商品にもよりますが、長いものだと常温で1ヶ月冷蔵で半年冷凍で1年が賞味期限です。

塩の濃度や、販売されるときの袋の密閉度の高さなどによって、賞味期限が違う場合もあります。

 

 

塩蔵わかめを食べるときは、塩抜きが必要です。

*【塩抜きの方法、開封後の保存方法、賞味期限が切れても大丈夫か】などについては、後ほど詳しくご紹介します!

塩抜きが必要な塩蔵わかめでも、『生わかめ』という商品名のこともあります。塩抜きせずに食べないように、ご注意下さいね。

 

乾燥わかめ

賞味期限は、1年ほどです。

塩蔵わかめを湯通しし、乾燥させた商品が一般的です。

中には、収穫したわかめをそのまま乾燥させた『素干わかめ』という商品もあります。

 

 

素干わかめは、”塩蔵わかめを乾燥させたもの”よりもわかめの風味が残っている、珍しい商品です。

 

4種類のわかめをご紹介しました。

実はわかめの収穫は年1回

収穫したわかめを長期保存できるように加工し、1年間販売します。

加工の方法が、今回ご紹介した【湯通し、塩蔵、乾燥】と覚えて頂けると幸いです。

 

では次に、賞味期限切れになったらいつまで食べられるのか?をご紹介します!

 

わかめは賞味期限切れでも大丈夫?いつまで食べられるの?

賞味期限が切れてもすぐには腐らない」とよく聞きますが、わかめの場合はどうなのでしょうか?

まずは、賞味期限の正しい意味を確認しておきましょう!

 

農林水産省のホームページより、簡単にご紹介します。

 

賞味期限とは?

未開封で保存方法を守ったときの、美味しく食べられる期限のこと。

主に、腐りにくい加工食品に書かれている。

 

ちなみに、消費期限とは?

未開封で保存方法を守ったときの、安全に食べられる期限のこと。

主に、腐りやすい加工食品に書かれている。

 

わかめには、下記のように賞味期限消費期限が書かれているのが一般的です。

  • 生わかめ(海から収穫してそのままのもの)・・・書かれていない
  • 生わかめ(湯通しされたもの)・・・消費期限が書かれている
  • 塩蔵わかめ(湯通しされています)・・・賞味期限が書かれている
  • 乾燥わかめ・・・賞味期限が書かれている

先ほどご紹介した通り、長期保存可能な”塩蔵わかめ”と”乾燥わかめ”には、賞味期限が書かれていますね。

 

生わかめと塩蔵わかめ

茶色いままの生わかめ】、【湯通しされた生わかめ】、【塩蔵わかめ】について、賞味期限後の日持ちを調べてみました。

生産者などからの、日持ちの詳しい情報はありませんでした。

私の実家は海の近くなので、一年中、お裾分けのわかめを大量に頂きます。

これからご紹介する賞味期限後の日持ちは、私の経験から得た目安の日数です。参考になさってみて下さい!

 

生わかめ(海から収穫してそのままのもの)

賞味期限や消費期限が書かれていないが、加工しなければ、先ほどご紹介した3日を過ぎたら食べられない

 

湯通しされた生わかめ

  • 冷蔵保存で、賞味期限切れ後3日が限界
  • 冷凍保存では、賞味期限が過ぎたら、腐らないが品質は劣化する

 

塩蔵わかめ

  • 常温保存で、賞味期限切れ後1週間が限界
  • 冷蔵保存で、賞味期限切れ後1ヶ月が限界
  • 冷凍保存では、賞味期限が過ぎたら、腐らないが品質は劣化する

賞味期限後のわかめは、私たちの保存状態で日持ちが大きく変わります

 

例えば

  • 湯通しわかめは、開封したら水分をとり、密閉できる保存袋に入れると日持ちが長くなる
  • 塩蔵わかめは、使い切れなかった分を密閉できる保存袋に入れると日持ちが長くなる
  • 塩蔵わかめは、出し戻しをすると日持ちが短くなる     など

 

賞味期限が切れているけど、まだ〇日しか経ってないから大丈夫」

というわけではなく、実際は、わかめの状態を見て食べられるかどうかを判断することになります。

 

乾燥わかめ

乾燥わかめも、製造者などからの、賞味期限切れ後の日持ちの詳しい情報はありませんでした。

そこで口コミなどから、”賞味期限切れ後の乾燥わかめを食べた”という情報を集めてまとめました。

 

  • 賞味期限切れ後1年の乾燥わかめは、風味は落ちているけど気にしなければ食べられる
  • 賞味期限切れ後1年の乾燥わかめを食べたら、戸棚の中の臭いがうつっていた。お腹は壊さなかった
  • 賞味期限切れ後1年の乾燥わかめにカビが生えていたので捨てた
  • 賞味期限切れ2年の乾燥わかめは、白い粉が出ていたけど食べられた

 

カラカラに乾燥している食品ということもあり、「年単位で賞味期限が切れていても気にしない」という声が多くありました。

*乾燥わかめについていた白い粉については、害虫の可能性もあります!後ほど詳しくご紹介します。

ただし、上記にもあったように、保存状態によってはカビが生える場合もあるようです。

しっかり密封して保存し、数ヶ月に1回はカビなどのチェックをしながら、保存することをおすすめします。

また、普段は食べても大丈夫な食品でも、免疫力が低下しているときに食べると、体調を激しく崩すこともあります。

長期間賞味期限が切れた乾燥わかめを食べるときは、十分にご注意下さいね。

 

では次に、食べてはいけないわかめの見分け方も詳しくご紹介します!
 

 

わかめは腐るとどうなるの?腐ったわかめの見分け方がコレ!

わかめは、油断して適当に保存すると、すぐに腐ってしまうこともあります。

早速、わかめが腐るとどうなるのかをご紹介します!

 

腐った【生わかめ・塩蔵わかめ】の見分け方

生わかめや塩蔵わかめは、腐ったときの見分けがつきやすいです。

 

  • 溶ける
  • カビが生える
  • 吐き気がするほど臭い
  • ヌルヌルする
  • 赤く変色

 

上記のような状態になったら、もったいなくても捨てることをおすすめします。

見た目で腐ったかどうかの見分けがつきにくいのが、収穫してそのままの生わかめです。

よくわからないときは、湯通ししてみて下さい!

キッチンが生臭さで充満し、食べると、味もツンとするほど生臭いです。

茶色の生わかめは、手に入れた当日に湯通しだけでもしておくことをおすすめします。

 

腐った【乾燥わかめ】の見分け方

水分が完全に抜けている乾燥わかめは、基本的には腐りません。

保存方法が悪い場合に、下記のような状態になることがあります。

 

  • カビが生える
  • 水滴がつく
  • 虫がつく

 

水滴は、冷蔵庫や冷凍庫で保存していた場合です。

冷蔵庫や冷凍庫に出し入れするときに、常温との温度の差で、結露が出ることがあります。

結露はカビの原因にもなりますので、十分にご注意下さい。

 

豆知識:新鮮なわかめの目きき方法!

新鮮なわかめを選んで、美味しさを堪能していただきたいと思います。

 

生わかめ(海から収穫してそのままのもの)

  • 臭いをチェック(生鮮食品なので、お店では手には持たないで下さいね。鼻を近づけて臭いチェックです!)
  • 売っている人に、いつ収穫したかを確認(私の経験上、話を濁されたら、時間が経っている可能性が高いです!)

湯通しした生わかめ

  • 色が濃い緑
  • 厚くてハリのある見た目

 

塩蔵わかめ

  • なるべく緑色っぽいもの
  • わかめの葉が大きいもの

 

乾燥わかめ

  • カットがなるべく大きいもの

パッケージなどによっては目ききがしにくい商品もあるかもしれませんが、ぜひ参考になさってみて下さい!

 

最後に、わかめの正しい保存方法をご紹介します。

先ほどもお話ししたとおり、私たちの保存方法が、わかめの日持ちを左右します!
 

わかめを長く日持ちさせたい!わかめの正しい保存方法とは?

どんなわかめを手に入れても困らない、下処理の方法なども交えて詳しく紹介していきます!

 

生わかめ(海から収穫してそのままのもの)

この生わかめを手に入れたら、ぜひすぐに加工して下さい。

  • 湯通ししてすぐに食べる
  • 湯通しして水気を切り、タッパーなどに入れて冷蔵保存(2~3日)
  • 湯通しして水けを切り、保存袋に入れて冷凍保存(1ヶ月)
  • 塩蔵にする

湯通しの仕方も確認しておきましょう!

 

生わかめのゆで方

  1. 沸騰したお湯に入れる(数秒で緑色になります)
  2. 色が変わったらすぐにザルにあげて、流水で冷ます
  3. 水気を切る

*わかめは、に分けてからゆでるのがおすすめです。

部位ごとに保存して、違った食感を楽しむことができます♪

 

上記のように湯通ししたら、塩蔵することも可能です。

 

塩蔵を自分でする方法

  1. 湯通しして水けを切ったわかめを、ボウルに入れる
  2. ひとつかみのをまぶす
  3. 重しをして、冷蔵庫で一晩置く(重しは、皿などでOKです)
  4. 翌日、わかめを冷蔵庫から出し、水気を絞る
  5. ひとつかみのをまぶす
  6. 重しをして、冷蔵庫でもう一晩置く
  7. わかめを冷蔵庫から出し、水気をしっかり絞って出来上がり!

*塩蔵するときも、に分けて保存するのがおすすめです。

料理に合わせて、茎と葉を使い分けてみて下さいね。

食感がしっかりとした茎は、佃煮のような濃い味の料理にもピッタリです!

 

手作りの塩蔵わかめの場合は、小分けにして冷凍庫での保存がおすすめです。

塩加減が足りなかったりしっかり水気を切れていなかったりすると、腐ってしまうからです。

冷凍しても凍りません。冷凍庫から、使う分だけを簡単に取り出せますよ

 

塩蔵わかめを食べるときは、塩抜きが必要!

塩蔵わかめは、必ず塩抜きをしましょう。

塩で水分を抜かれた塩蔵わかめは、塩抜き後3倍くらいに膨らみますので、量を加減して下さいね。

  1. 塩蔵わかめをたっぷりの水につける
  2. 1分くらいで水を取り替える
  3. 1分ごとの水の取り替えを、2~3回繰り返す
  4. わかめをひたしている水をなめてみて、塩気が薄くなったらOK!

*流水で3分くらい流しても、塩抜きができます。

 

 

湯通しした生わかめと塩蔵わかめの保存方法

湯通しした生わかめ塩蔵わかめは、冷蔵でも冷凍でも保存できます

小分けにしてジップつきの保存袋に入れ、空気をしっかり抜いて密閉します。

下記のように、状況に合わせて冷蔵冷凍かを判断してみて下さい。

 

  • 湯通しした生わかめを冷蔵して、5日以上食べないときは冷凍
  • 塩蔵わかめを冷蔵して、1ヶ月以上食べないときは冷凍
  • 梅雨時季など、塩蔵わかめの常温での保存場所が、高温多湿になる場合は冷蔵か冷凍

*塩蔵わかめは、塩抜きをせずにそのまま冷凍します。

 

塩にこだわりたい方は、コチラの情報も要チェックです!
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乾燥わかめの保存方法

乾燥わかめは常温保存できます!

保存のポイントは4つです。

 

  1. 直射日光をあてない
  2. 高温多湿を避ける(15℃以下の冷暗所がベスト)
  3. 臭いの強い食品の近くに置かない
  4. しっかり密閉して保存する(あれば、乾燥剤も一緒に入れて保存)

 

先ほどもお話しした通り、乾燥わかめには水分がありません

きちんと保存すれば、腐る可能性は低いです。

腐る以外に気になるのが、保存食品につく害虫です。

乾燥わかめには、コナダニという害虫がつくこともあるので、上記のポイントをよくチェックしてみて下さいね!

 

コナダニとは?

梅雨~秋の、高温多湿の時季に繁殖する害虫です。

コナダニが発生すると、コナダニを食べる別の害虫も呼び寄せてしまう可能性があるのが、怖いところです。

コナダニの体調は0.2mm。とても小さいので、ジップつきの保存袋のすき間からも侵入できます。

コナダニは、乾燥わかめ以外の乾物や粉ものなど、あらゆる食品や、薬にもつく可能性があります。

コナダニがついた食品を食べることで、最悪は呼吸困などの重いアレルギー症状が出る可能性もありますよ。

コナダニは乾燥に弱いので、くれぐれも高温多湿の場所に乾燥わかめを保存しないように、気をつけましょう!

もちろん、食品の保存場所を清潔に保つことも、忘れないで下さいね。

コナダニのような害虫を予防する商品もあります。

 

 

わかめの保存方法を守って、なるべく長く&美味しくわかめを楽しみましょうね!

 

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まとめ

わかめの賞味期限について、詳しくご紹介してきました。

わかめは、加工の種類によって賞味期限が違うことがわかりましたね。

ポイントをまとめてみます!

  • わかめの賞味期限は、加工方法によってかなり開きがある
  • 賞味期限切れのわかめは、保存方法によってはさらに日持ちすることもある
  • 賞味期限切れのわかめを食べるかどうかは、わかめの状態を見て判断する
  • わかめは腐ると溶け、異臭を発する
  • わかめの保存方法は、加工の種類によって違う

 

わかめにはカルシウムミネラルが豊富で、女性が気になる、美しい肌や髪を保つヨウ素も含まれています。

水溶性の成分もあるので、酢の物のように加熱しないで食べるときは、長い時間水につけたり・ゆでたりしない方がいいですね。

味噌汁は、汁に溶けだした栄養も一緒に摂取することができるので、おすすめです。

今回は、わかめを自分で加工する方法や、保存のときの害虫被害など、今まで知らなかった情報も満載でした!

保存方法を守って、わかめを美味しく楽しんでいきたいと思います!

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