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食材・料理のQ&A

調製豆乳は体に悪い?飲み過ぎは太る?デメリットや摂取量を解説

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料理・食材
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調製豆乳 体に悪い

【執筆者:編集部 松洋子】

調製豆乳は飲み過ぎると下痢・アレルギー・ホルモンバランスの乱れなど体に悪い影響があると言われています。

豆乳を飲みやすくするため砂糖や塩などで味付けしているのが調製豆乳であり、摂取量を超えると太る可能性がありますね。

なお、調整豆乳という字が一般的ですが整える「調整」ではなく、正しくは作る意味の「調製」と書きます。

この記事では、調製豆乳を正しく摂るために知っておきたい次の項目について解説します。

この記事を読むとわかる!
調製豆乳 のこと

 

  • 飲み過ぎは太る・体に悪い影響も
  • 大豆イソフラボンの推奨摂取量
  • 主な栄養素とダイエットの効能
  • 無調整豆乳を美味しく摂る方法

調製豆乳と無調整豆乳との違いを知りたい人、毎日の健康習慣に取り入れたい人はぜひ最後まで読んでくださいね♪

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調製豆乳は飲み過ぎると体に悪い|太る可能性も

調製豆乳 太る

調製豆乳を飲み過ぎると太る原因になり、さらに下痢・アレルギー・ホルモンバランスの乱れを引き起こしやすく体に悪いと言われています。

調製豆乳が体に悪いとされる原因
肥満 カロリー・糖質の過剰摂取
下痢 マグネシウムの過剰摂取
アレルギー 皮膚異常など(体質による)
ホルモンバランスの乱れ 大豆イソフラボンの影響
現在はまだ研究段階
ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
大豆イソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)と構造が似ているという報告があります。しかし現在は、まだ多くの研究がおこなわれている段階で議論は確立されていません(※1)

▼キッコーマン 調製豆乳

調製豆乳を飲み過ぎないようにするには、無調整豆乳と比べてどんな違いがあるのか知っておく必要があります。

無調整豆乳との違いは糖質を含む味付けの有無

調製豆乳は飲みやすいように糖質を含んでいるため、無調整豆乳に比べてカロリーが高く飲み過ぎると太る危険性があります。

豆乳類は「豆乳」「調製豆乳」「豆乳飲料」の3つに大別され、その違いは下記の通りです。(※2)

豆乳類の大豆固形分と特徴
大豆固形分 大豆たんぱく
含有率
特徴
豆乳
(無調整)
8%以上 3.8%以上 原材料は大豆のみ
異味異臭がない
調製豆乳 6%以上 3.0%以上 砂糖・塩など
調味料の使用可
豆乳飲料 4%以上 0.9%以上 調味料に加え
風味原料の使用可
ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
調製豆乳は無調整に比べてカロリーも高くなります。豆乳飲料はいわゆる嗜好飲料であり、ジュースに近いイメージですね。くれぐれも飲み過ぎないように注意しましょう。
無調整豆乳とは?

無調整豆乳は大豆特有の苦味が感じられる場合があるので、豆乳鍋やスープなどの料理に使うのもおすすめです。調製豆乳は「調製」ですが、無調整豆乳は「調整」と書きます。

豆乳に含まれる大豆イソフラボンの含有量は無調整豆乳が一番多く、次いで調製豆乳になります。

一日にコップ1杯(200ml)程度が推奨摂取量

調製豆乳は毎日コップ1杯程度飲むと、大豆イソフラボンの過剰摂取にならず太ることもないでしょう。

大豆イソフラボンの一日の摂取目安は70〜75mgが上限です。この上限値を超えて直ぐに健康被害に及ぶわけではありません。(※3)
調製豆乳の推奨摂取量を知っておけば、マグネシウム過剰摂取が原因の下痢やアレルギーを引き起こす可能性も低くなります。
ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
サプリメントで大豆イソフラボンやマグネシウムを服用している人は、過剰摂取になっていないか確認してくださいね。
妊娠中に飲んでも大丈夫?

豆乳には葉酸が含まれており、特に医師の指示がなければ妊娠初期から飲んでかまいません。つわりで食べられないときの栄養補給に最適ですが、飲み過ぎには注意してください。

調製豆乳は飲み過ぎなければ体に良い効能が多く、ダイエットにも効果的な飲料ですよ♪

調製豆乳の栄養とダイエット効果|牛乳との違いも

調製豆乳 飲み過ぎ

調製豆乳は毎日の摂取量を守れば、体に悪いどころか美容面でうれしいメリットがありおすすめです。

豆乳に含まれるおもな栄養素
植物性たんぱく質 筋肉を増やす作用がある
大豆イソフラボン 骨の強化・代謝機能を維持する
マグネシウム 血圧を下げて血栓を防ぐ
オリゴ糖 腸内環境を整える
便秘予防と改善に有効
食物繊維
サポニン 脂肪の吸収を抑える
レシチン 血行が良くなり美肌効果がある
鉄分 貧血予防・疲れにくくなる
ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
豆乳に含まれる植物性たんぱく質は吸収がゆるやかで、満足感があり食べ過ぎを防ぐと言われています。飲んだら痩せるというわけではないので注意しましょうね♪

その他の栄養素もダイエット効果が得られそうですが、あくまで飲料です。医薬品のように、確かな効果が得られるわけではありません。

豆乳は牛乳と比べてカロリーが低く低糖質でコレステロールを含まないので、代用したいと考える人も多いようです。

牛乳と似ているが栄養素や効能はまったく違う

調製豆乳は比較的飲みやすく牛乳が苦手な人にも好まれますが、含まれる栄養素はまったく異なります。(※4)

豆乳と牛乳の栄養素の違い
豆乳 牛乳
・植物性たんぱく質 ・動物性たんぱく質
鉄分が豊富
コップ1杯/1日
必要量3分の1がとれる
カルシウムが豊富
コップ1杯/1日
必要量3分の1がとれる

豆乳は鉄分、牛乳はカルシウムがそれぞれ豊富に含まれていると覚えておくと良いでしょう。両方バランス良く摂るのが好ましいですね。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
このように、牛乳の動物性たんぱく質が体質に合わない人は調製豆乳でソイラテにしても美味しいですよ♪

同じく植物性飲料のアーモンドミルクや甘酒も美味しく、健康効果があるようです。

無調整豆乳を甘酒で割ると飲みやすさがアップする

無調整豆乳は大豆と水だけで出来ているのでそのままでは飲みにくいですが、甘酒で割ると天然の甘さが加わり美味しくなります。

▼あまざけ ノンアルコール

無調整豆乳は大豆固形分が8%以上と一番高く大豆イソフラボンも多く含むので、より効率的に栄養を摂取出来ますね。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
無調整豆乳って美味しくないと思っていましたが、このように甘酒・バナナ・きな粉などで甘味をつけると飲みやすくなります。調製豆乳に慣れたら、無調整豆乳でアレンジしても楽しいです♪

調製豆乳の飲み過ぎに気をつけて、毎日の生活に美味しく取り入れてくださいね。

結論|調製豆乳は適量なら体に悪いわけではない

調製豆乳 のまとめ
  • 糖質を含んでいるので飲み過ぎると体に悪い影響がある
  • 過剰摂取は下痢・アレルギー・ホルモン乱れのリスクあり
  • 毎日の推奨摂取量はコップ1杯(200ml)が健康的で体に良い
  • 牛乳と比べて低カロリー・低糖質でダイエットに効果的
  • 無調整豆乳に甘酒などの甘味を加えると美味しく飲める

調製豆乳は糖質を含んでいるので飲み過ぎると太る可能性があり、体に悪いと言われています。

過剰摂取は、下痢・アレルギー・ホルモンバランス乱れを引き起こす原因となるので気をつけましょう。

毎日の摂取量はコップ1杯(200ml)程度が好ましく、正しく飲むと健康効果が高い飲料です。

豆乳は鉄分・牛乳はカルシウムがそれぞれ豊富で、含まれる栄養素はまったく別物と考えてください。

大豆イソフラボンを最も多く含む無調整豆乳は、甘味を加えると美味しく飲めるので、ぜひ試してみてくださいね♪

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