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生活のQ&A

近所の子供がうるさい!注意や相談できないときの対処法5つ

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一生に一度の大きな買い物といえば、「マイホーム」ですよね。

頭金を工面して「閑静な住宅街」に念願のマイホームを購入したのに、そこは、近所の子供たちが所かまわず騒ぎまくる「修羅場」だった…。

こんなふうに、「近所の子供がうるさい!」というトラブルに直面しないとも限らないですよね。

家の前でボール遊びなんかされると、なかなかうるさいものでストレスもたまります。

また、アパートやマンションの隣の部屋から聞こえる子供の泣き声なども耐え難いこともあり、それが夜だったらなおさらでしょう。

そこで今回は、このような騒音問題には、どう立ち向かえばいいのか調査してみました。

 

  • 道路や駐車場で子供がうるさいときは誰に苦情を言うべき?
  • 警察や町内会、自治会に相談する方法
  • うるさい子供にはどうやって注意すべき?
  • 自分で対処する方法とは

 

今回の記事では、「近所の子供がうるさい…」と悩まれているあなたの問題を解決する対策法を「5つ」ご紹介します。

私がしてきた子育てと、町内会班長の経験の話も交えながら解説していきたいと思います。

ご近所の騒音トラブルでお悩みの方は、ぜひ読み進めて参考にしてくださいね!

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警察に相談!近所の道路や駐車場で遊ぶ子供がうるさいとき

私が子供の頃は、そこらじゅうに空き地があったので、遊ぶ場所には困らなかったです。

また、ご近所づきあいもあって、親が注意しなくてもご近所の方が注意してくれる時代でした。

でも最近の子供たちは、道路だろうと駐車場だろうと所かまわずに遊び、「キャーキャー」と奇声をあげて、なかなかうるさいんですよね。

親も共働きで帰りが遅く、近所づきあいもないとなると「無法地帯」になりがちです。

ましてや、引っ越してきたばかりなら、相談する相手も少ないでしょう。

うるさい!あっち行ってよ!」と思っても言えずに、イライラしてどんどんストレスが溜まっていきますよね。

では、どうすればいいのでしょう?

この章では5つの対処法のうち、まず「警察に相談する方法」を順番にご説明します。

 

警察への通報は110番でもOK!ただし「5W1H」の原則で相談を

昔なら「民事不介入」ということで、些細なことに関しては、警察もまともには取り合ってくれませんでした。

しかし、一時社会問題にもなりましたが…。相談を受けたにもかかわらず放置した結果、大きな事案に発展することがあとを絶たなくなりましたよね。

そのため、最近では「これ、110番してもいいのかなぁ?ということでも、警察は臨場してくれます。

ただし、通報する際は「5W1H」の原則で行ったほうがいいですね。

 

通報時に大切な「5W1H」とは

「5W1H」とは、次の頭文字をとってこう呼びます。

  • Who(誰が)
  • Where(どこで)
  • When(いつ)
  • What(何を)
  • Why(なぜ)
  • How(どのように)

しかし、実際は「Why(なぜ)」は不要です。なぜなら、それは警察官が調べるからです。

あと「巧遅(こうち)より拙速(せっそく)」です。

「うまい文章や言葉で話そうとして通報が遅れるよりも、説明が下手でもいいから早く通報したほうがいい」という意味です。

では、警察にどのように相談すればよいのかを、具体的に見ていきましょう。

 

今まさに道路や駐車場で子供たちがうるさくしている場合

今、道路などで子供たちが遊んでいて「うるさい!」という場合の5W1H」の具体例を見ていきましょう。

駐車場をサッカー場やスケボーの練習場にしている子供たちって、よくいますよね。

我が家の近所でも、中学生ぐらいの子が数人でスケボーしながら騒いでいたのですが、私一人で対処するのは危険なので、次のように警察に通報しました。

 

  1. Who:名前は分からなかったので、服装を伝えました
  2. Where:駐車場
  3. When:「今です!」
  4. How:数人がたむろしてうるさい!
  5. What:スケボーをしている

 

次に、普段からうるさいことを悩んでいて、通報する場合について説明します。

 

今うるさいわけではないが日常的にうるさいケース

今うるさいわけではないものの、近所の子供が家の前でうるさい、公園でうるさいなどというケースもあるでしょう。

特に夏休みなどは、子供たちのうるささに拍車がかかるかもしれません。

こういった場合は緊急性がないので、最寄りの交番に相談すればいいですね。

もちろん110番でも大丈夫ですが、警察の通信指令の方から、最寄りの交番または警察署を教えてくれます。

時間帯や子供の特徴、何をしてうるさいのかなどを伝え、さらに「パトロールを強化してほしい」とも伝えましょう。

ちなみに、警察は当事者(通報者、通報の対象になった者)の情報や状況を細かく聞こうとするかもしれません。

しかし、通報する際に「逆恨みなどのトラブルは避けたい」と言えば、あなたの名前は教えなくていいですし、臨場もしなくていいです。

警察は子供たちの住所、名前、学校名、年齢、生年月日、親の名前や、場合によっては両親の職業まで聞き出そうとすることも。

もちろん、全てを答える義務はありませんが、必要であれば聞き出した情報を基に、関係者にコンタクトをとることがあります。

ここまで、警察にどう通報すればよいかについてご紹介しました。

しかし、警察は多くの事件や事案を抱えているため、対応は基本的には注意して解散させるぐらいです。

放置はしませんが、通報のたびに対応してくれる程度なので、警察に言われたぐらいでは気にも留めない親もいます。

なので次に頼ることになるのが、町内会自治会という地域限定の組織になります。

いくら、昔に比べてご近所づきあいが希薄になったとはいえ、「地元の有志」にお願いすることで、当事者の親も「近所の目や噂」を気にすることになります。

では次章では、その町内会や自治会に相談する方法をご紹介します。

町内会や自治会に相談!近所の子が走り回るのがうるさくて危ないとき

駐車場や道路で遊ぶ子供を見ると、自分自身もうるさいと感じますが、子供自身も危ないですよね。

そんな場面に出くわしたら、「なんとかならないかなかぁ」と思ってしまいます。

でも、注意はしたいんだけど、ご近所づきあいもあるから直接は言いにくいし…。

そんな時は、町内会や自治会に相談する方法もあるので、その方法と手順をご紹介します。

 

町内会や自治会に相談する手順

引っ越したばかりだと、誰にどう相談すべきか悩ましいところでしょう。

町内会や自治会に相談する際は、次の手順に沿って進めてみてください。

 

1)まずはご近所さんに相談する

よく町内で、「〇〇町 町会長」「〇〇町 第一斑班長」などのプレートを見かけますよね?

でも、引っ越してきたばかりだと、「いきなり町会長や班長に相談して大丈夫なんだろうか?」と頭をよぎると思います。

そんな時は、次のような選択肢があります。

  • ご近所で相談できる相手がいるなら事前に相談し、できれば一緒に行っていただく
  • いなければ、例えば朝早く起きて、毎日清掃している方などに相談してみる

ご近所さんに相談するときは、次のような感じで話しかけてみてください。

 

あなた:「おはようございます、最近引っ越してきた〇〇です。最近、夕方になると子供が駐車場や道路で遊んでいて、うるさいし危ないなぁと思っているんですけど…。」

 

すると、こんなふうに返答があるかもしれません。

 

ご近所の方:「私も、同じよ。危なくてヒヤヒヤしているのよ。」

 

私も以前住んでいた所は、子供たちがあちこちでサッカーをしていたんです。

誰に言えばいいのか分からず、とりあえず朝、清掃してる方に相談したことがあります。

清掃している方は比較的年配で、いわゆる「地(じ)の人」なので、地域で古くから住む人とのネットワークがあります。

もしよかったら、今度班長のところに連れて行ってあげますよ」と声をかけてくれると思います。

実は、この清掃」が地域とかかわる第一歩と考えてください!

 

相談するときのポイント

私自身も、引越してから数年後に班長をするようになり、逆に相談を受けることもありました。

町内会は「連絡網」というものがあるので、班長から町会長への報告もするので気軽に相談してみるといいですね。

ですが、いきなり町会長には相談しないほうがいいかもしれません

というのは、班長を飛び越していきなり町会長に相談してしまうと…。

町会長から班長に「〇〇さん、こんなこと言ってきたけど聞いてる?」となった時に、「知らない」では班長の立場というものがあるので、まずは班長に相談しましょう

とかく引っ越してきたばかりの者は、特に地の人たちからは「なめて」みられがちです。

ですから、地域の有力者から「トップダウン方式」で話しをもっていってもらうのがベストでしょう。

まずは、町会長や班長に状況を説明し、どこの子供か特定してもらいます。

「あ~、あそこの子供の父親ならよく知ってるから、今度ワシからさらっと言っとくわぁ」となることもあります。

もちろん、一個人を名指しするよりも地域全体の問題として捉える必要があるので、次は回覧板の作成にかかります。

 

2)回覧板を回してもらう

町会長から要請を受けて、文章を作成するのは班長の仕事。

できあがったら町会長に見てもらい、OKが出たら他の班長にもコピーをして渡します。

この際には名指しはしませんが、場所、時間、何歳ぐらいか、何をしてどう迷惑かけているのかを書きます。

 

「最近、〇〇駐車場にて〇時頃、小学生の男児数名が頻繁にスケボーするなどして騒ぎ、近隣住民の方から苦情が出ております。

大変危険でもありますので、心あたりのある方はおやめいただくようにお願いいたします。また見かけられた方は、子供たちに注意していただきますようにお願いいたします。」

 

上記のような文言で、回覧板で告知します。

これで、名指しこそしませんが、思い当たる人は近所の目もあるので、抑止できる可能性はあります。

しかし、回覧板では「見ていない」「聞いていない」などとスルーする人もいるので、さらに駐車場で遊ぶことを禁止してもらえるような措置も依頼します。

 

3)張り紙などによる注意書きもしてもらう

駐車場や道路への進入を、物理的に防ぐことは難しいかもしれません。

しかし、町会長の名前で「駐車場での一切の遊びは禁止する」旨の張り紙をしてもらい、町会全体の意思を伝える形で禁止の方向へもっていくことが可能です。

ただし、これらの手順を踏んだとしてもスルーされることもあります。

そこで、次のステップとして、自宅から学校までのルートや家庭状況などを把握している学校」に相談する方法があるので、次章でご紹介します。

学校に相談!家の周囲が近所の子供の溜まり場になってうるさいとき

駐車場や道路などで、いつも子供がたむろしているなら、学校に相談するのも有効な方法です。

相談する際は、次のようなステップで話しを進めるといいですね。

 

1)騒いでいる子供にさりげなく名前を聞く

何年生?どこの学校?名前なんていうの?

以上の3つの質問で、相手のことを聞き出します。

 

2)学校に相談して先生に対応を願う

まずは、事前に電話で子供から聞きだした情報と要件を伝えます。

 

あなた:「最近、うちの近所の駐車場で、そちらの子供がたむろして困るんですけど…。」

 

そうすると、学校側から次のように言われる場合もあります。

 

学校側:

「では、今度駐車場まで確認に行きます。」

または

「電話ではアレなんで、今度学校に来てお話し聞かせてもらえませんか?」

 

その際は、平日なら夕方6時以降か、土曜日ならお昼過ぎを指定されることが多いですね。

いずれにしても、学校は苦情を聞いた以上は対応してくれますが、対応せずに放置すると、あとで問題になることが分かっているからです。

私も、子供を学校に送りだしたあとで近所をよく歩きますが、自転車に乗った学校の先生が、昼間学校周辺を巡回しているのを見かけることがあります。

これ、実は校長や教頭の役目なんですね。(担任は授業中なので…)

もし、首から名札をぶらさげた巡回中の先生を見かけたら、現場まで連れて行くと話が早いですよ。

苦情を聞いたら、学校は次のステップで対応を取ります。

 

3)同じクラスの子ならホームルームで話して親にも話す

同じクラス同士なら、授業のあとのホームルームで、担任からクラスのみんなに話してもらい、親にも話します。

 

4)学年やクラスが違うなら全校集会で話して親にも話す

学年やクラスが違う場合は、学校全体の問題と捉えられます。

そのため、全校集会で全生徒に対して校長から話し、さらに親にも伝えます。

 

5)学校からPTAに広報してもらうように働きかける

学校から毎月配られるプリント以外に、PTA会長の名前で注意を呼びかけるプリントを作成してもらい、全家庭に配布する対策もとってもらえます。

以上、学校にどのように相談すればよいかについてご紹介しました。

しかし、駐車場や道路はオープンスペースですが、アパートやマンションは学校の先生でも許可なしでは入れません

では、その場合はどうすればいいか、次の章でご紹介します。

管理人に通報!近所の子供がアパートやマンションで騒いでうるさいとき

マンションの廊下や中庭などで騒いでいる、アパートの2階の子供がうるさいということもあるでしょう。

また、上の階の子供だけでなく、下の階の子供がうるさいというケースもあるかもしれませんね。

アパートやマンションのオーナーには「施設管理権というものがあります。

建物を維持・管理するのに、当然のように有する権利のことで、その権利に抵触するような行為を止めさせる権利を持ちます

以下で、アパートやマンションの特定の場所で子供が騒いでうるさいときに、管理人とコンタクトを取る方法を紹介しますね。

  • 管理人が常駐している:直接話して、管理会社に連絡してもらう
  • 管理人が常駐していない:大抵はゴミ集積場やポストの付近に、管理会社の連絡先が掲載されている

 

また、清掃している人を見かけたら管理会社から業務委託されてる人なので、管理会社の連絡先を教えてもらいましょう。

自分で当事者の親に注意しても、スルーされるか、中には「証拠でもあるの?」とシラを切る親もいます。

ですから、コンタクトをとったら、管理会社に次のような対策をとるように要望しましょう。

 

  • 駐車場でのボール投げ禁止」などの立て看板を設置してもらう  
  • 騒いでいる子供を見かけたら、よその子でもお互いに注意しあいましょう」と張り紙をしてもらう

 

私も、近くの駐車場でボール投げをしている子供がいて、管理会社に電話連絡をしたことがありました。

すると、張り紙をしてもらえてボール投げは減りましたよ。

張り紙があると、いざ注意しようとした時に「ここに書いてあるでしょ!」と注意しやすいんですよね。

しかし、いくら要請してもすぐに対応してもらえるわけではないので、自分でもできる範囲の対策をとることが有効です。

次の章では、具体的な方法をご紹介します。

自分で対処!人に頼らずにできる近所のうるさい子供対策

ここまでの章でご紹介した方法は、地域や学校への「相談」や「要請」でした。

しかし、スルーされたら効果なしです。

そうなると実力行使しかないので、次のような対策をとります。

 

1)車にボールをぶつけられたら写真を撮る

駐車している車に、ボールをぶつけられた場合は、証拠の写真を撮りましょう。

写真の撮り方にはコツがあります。

  • できれば、ぶつけられる前の写真を撮る(ぶつけられる前後の比較のため)
  • 当てられた箇所のドアップ写真(何がぶつけられたか特定するため)
  • 車全体が写り、ぶつけられた箇所の含まれている写真
  • その車が駐車場のどのあたりにあったかの写真
  • ボールの写真

 

また、騒いでいる子供がいれば、スマホでいいので動画に残します。

そして、証拠を集めたら次のステップで話しを進めましょう。

 

2)証拠のデータを町内会→学校→警察の順で報告する

証拠がそろったら、まずは町内会に報告し、最終的に警察に報告します。

詳しい手順は、以下を参考にしてください。

 

  • まずは町内会へ報告する
    「写真を撮ったので、親が対応しなければ警察へ行きます」と伝えることを要請する。この段階で当事者の親が対策をとれば、終わりにします。
  • 学校へ報告する
    町内会へ報告しても埒があかないなら、学校へ報告します。町内会の時と同様に、警察へ行くことも辞さない旨を伝えます。
  • 警察へ報告する
    最終手段です。警察に被害を訴え、制服を着た警察官が当事者の家に行くことになります。

 

また、当事者がやめても新たなグループが現れるかもしれないので、自宅でできる対策も併せてご紹介します。

 

3)我が家でできる「防音対策」

念には念を入れて、自宅でもできる対策も知っておくと安心です。

 

  • 玄関ドアに「すきまシールテープ」を貼る
    すきまシールテープは、我が家でも愛用しています。ドアの外からの音に対してだけでなく、閉めた時の「バタン!」という音も小さくできます。
  • 二重サッシ
    これは「最高の防音対策」ですよ。結露防止や侵入防止にも効果があります。
  • 防音マット
    ラバー製だと、部屋の中のスピーカーの音にも効果があります。
  • 子供が騒ぎそうな時間帯は極力出かける
    平日なら朝7時から8時過ぎ、夕方は4時から6時ぐらいがピークですね。買い物するなりして、出かけてみるのもありですよ!

まとめ

最後に、今回の内容をおさらいをしましょう。

 

  • 警察への通報は5W1H、巧遅より拙速の原則で通報する
  • 日常的に騒いでいるなら、警察にパトロール強化を依頼する
  • 町内会では、町内の人と一緒に班長のところへ相談する
  • 町内会に回覧板張り紙立て看板などの対策をとってもらう
  • 子供がたむろしていたら、学年氏名学校名を聞く
  • 子供の情報を聞いたら学校のホームルーム、全校集会、PTAにて注意喚起してもらう
  • アパートやマンションで騒いでいたら、管理人などに対策を要請する
  • 車をぶつけられたら車のキズや周辺などの写真を撮影しておく

 

騒音問題は、ともすれば重大な近所トラブルにもつながることもあり、できれば関わりたくないものですね。

しかし、「近所の子供が騒いでうるさい!」などはよくありがちです。

世の中は、誰しも多少なりとも迷惑をかけ、頼り、頼られないと生きていけません。

そういうことに「寛大な気持ち」を持つことも大切ですが、あまりにもひどいと日常生活も脅かされてしまうでしょう

もし、ストレスがたまるほどの騒音問題に直面してしまったら、今回の情報を参考に一つずつ対処してみてくださいね。

 

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