PR
スポンサーリンク
生活のQ&A

吉野千本桜の開花予想 2019の見頃時期は?大混雑に要注意!

スポンサーリンク
お出かけ・季節イベント
スポンサーリンク

山全体が世界遺産と呼ばれ、熊野古道へと続く参道のスタート地点でもある吉野山ですが、日本一の桜の名所として知られています。

なんと200種3万本もの桜が咲き誇るとのことなのです。1目に千本見える豪華さという意味で「一目千本」と呼ばれております。

吉野山では平地を流れる川沿いの桜並木とは違った景色を楽しめるのが魅力です。山の斜面に広がる桜を下から見上げる眺め迫力があり、反対に斜面に広がる桜を見下ろす眺め幻想的ですよ。

まずは、吉野の桜の魅力を感じてください!高画質動画3分35秒

吉野という名前から「ソメイヨシノ」が主な品種と勘違いされている方も多いのではないかと思いますが、吉野の桜は古来種のものが多く、「シロヤマザクラ」という品種が主で、こちらの桜は珍しく葉から出て花が咲き、葉と花が同居した状況で満開になるという品種なのだそうです。

葉と一緒に花が咲くため、初めて来た人は散りかけと勘違いをしたり、時期や見る場所によっては思ったより綺麗ではなかったと感じることが多いようで、見頃見どころなど吉野の桜の楽しみ方を知ってから見に行くのが良さそうです!

日本一の吉野の桜、せっかくですので最大限に楽しみたいですね。

ベストな見ごろをチェックしていきましょう!

   

スポンサーリンク

吉野千本桜 2017の開花予想と見頃時期は?

吉野の桜はエリアが4つに分かれており、開花は標高の低い山の麓の下千本からはじまり中千本、上千本、奥千本へと約3週間にかけて咲き誇るとのことです。

 

近畿地方の2017年の桜の開花は平年並みと予想されています。

まずは参考までに、2016年の開花状況を調べてみました。

 

吉野山の桜 過去(2016)の開花状況は?
下千本(しもせんぼん)
開花日:3月30日
見頃:4月5日に満開になり、8日頃まで続いた
中千本(なかせんぼん)
開花日:4月 1日
見頃:4月7日に満開になり、9日頃まで続いた
上千本(かみせんぼん)
開花日:4月 3日
見頃:4月9日に満開になり、10日頃まで続いた
奥千本(おくせんぼん)
開花日:4月9日
見頃:4月13日に満開になり、14日頃まで続いた

 

2016年は4月の気温が高く、見頃の期間が短い年となりました。

 

吉野山の下千本は奈良盆地にくらべ5日ほど遅れ、上千本で10日遅れで開花するといわれているようですので、奈良盆地の開花予想も参考になりそうですね。過去の平均的な満開日ですが、

 

吉野山の桜 満開時期(過去の平均)
下千本 → 4月6日から10日
中千本 → 4月8日から12日
上千本 → 4月10日から15日
奥千本 → 4月15日から20日

 

となっております。2016年は少しずつ早まっていますね。奈良県全体でも開花や満開日は早まっていたようです。

一般的には中千本と上千本が見頃を迎えた頃がピークとされています。

2017年の見頃ですが、平年並みの「4月上旬~中旬」と予想しています。4月初旬に続々と開花し、中旬に見頃を迎えるでしょう。

吉野町が公開している「吉野山桜開花状況調べ」を参考に平年並みの開花を予想すると、

2017年も大体4月5日~10日頃に下千本が、その後順に満開を迎えていくのではないかと考えられます。

ちなみに早々と開花予想をしている方たちも、筆者と同じく「下千本の見頃は4月8日頃から」という予想で一致しています。

満開時期には中千本の桜が満開の頃が下千本は桜吹雪上千本も7~8部咲きという感動的な景色が広がるようですよ!

特に2010年は下・中・千本のすべての満開が重なった時期があり、その絶景には毎年行っている方も「珍しい」と驚いでいたそうです。

 

休日に注目してカレンダーを見てみると、4月は8日(土)・9日(日)・15(土)・16(日)見頃の時期となりそうですね。特に15日・16日の週末満開の一番キレイな時期に重なりそうです。

 

 

お出かけ前にチェックしておきたい情報

アクセスや駐車場などの話題はがっつりとボリュームがありますので、次でお伝えしますね。

ここでは①開花状況 ②各エリアの見どころ ③子ども連れのお出かけ情報 の3項目をご紹介します!

①詳しい開花状況

吉野山観光協会では、毎年3月頃から開花状況を公開しています。お出かけが近くなったら、どのエリアが見頃なのかをチェックしてみてくださいね!

吉野山観光協会【公式サイト】
ようお参り。吉野山は祈りの届くところ。吉野山の桜は、蔵王権現や役行者に対する信仰の証として植え続けられて来ました。

sakura7

 

②エリアごとの見どころ

大混雑が予想される吉野山の見頃時期。開花状況などから自分が見たいベストなエリアを選んで、これだけは絶対見たい!という目標地点を定めておくのも満足して帰ってくるためのコツだと思います。

 

下千本・・・「下千本展望所」「お野立ち跡」「蔵王堂・仁王門」
特にお野立ち跡という展望台から観る七曲り坂の桜がおすすめです。
ベンチもあり、お弁当を広げてゆっくり鑑賞するのも素敵かもしれません。

中千本・・・「吉永神社」「如意輪寺近辺」
中千本では世界遺産である吉永神社が特におすすめで、かの豊臣秀吉が感動したと言われる景色が広がります。

上千本・・・「花矢倉展望台」
上千本ではこちらから付近一帯の桜を見上げると、滝桜の迫力ある景色がみられるとのことです。

奥千本・・・「西行庵」「金峯神社」「水分神社」
西行法師が住んでいたといわれる西行庵など、パワースポットでもある奥千本は静かに桜が楽しめるとのことです。

 

上千本からは坂道も多く、体力に自信の無い方はロープウェイケーブルバスで奥千本まで行くことが出来るとのことなので、利用するといいかもしれません。

 

桜の開花時期により変更がありますが、吉野の桜が開花し始める頃からイベントやライトアップ(18時から20時まで)などで山全体が盛り上がるそうです。

2016年の桜まつり4月4日から4月24日まで開催されたとのことで、今年も開花情報とあわせて要チェックです!
観光協会のページの他、吉野山の公式facebookでもイベント情報などを更新していますよ。

吉野山 Yoshinoyama | Yoshino-gun Nagano
吉野山 Yoshinoyama、奈良県 吉野郡 - 「いいね!」9,130件 · 11人が話題にしています · 16,773人がチェックインしました - 日本一の桜の名所であり修験道の聖地。 世界遺産 吉野山のページです。 吉野山観光協会が...

sakura2

③子ども連れのお出かけ情報

●授乳室あります!

観桜期」、つまり桜を楽しめる時期には吉野神宮駅のそばにある「吉野サロン」という製材所のモデルルームが授乳室として開放されています。

 

●たくさん歩き回るのは困難かも…

やはり「」にお出かけということで、普通の道もアップダウンがきつい所が多いです。小さなお子さん連れでは荷物も多くなりますし、ロープウェイなども混雑するとあって奥千本の方まで行くような計画は少し無謀と考えている方が多いようでした。一応、ケーブルカーに乗り込むときなどは赤ちゃん連れに配慮を行ってくれるそうですが、並ぶ時間が長いことは確かです。

また満開の時期は平日でも人が多く、休日ともなれば「人・人・人…人‼‼」という大混雑になります。そのため休日にお出かけの方は「ベビーカーを要所要所でたたんで担いだ」という声が多数でした。

だいぶ距離も歩けるようになった6歳・7歳ぐらいのお子さんとお出かけの方でも、たっぷり歩くので目的地は絞っていたようです。

メインストリートでは土産物店などが並び、名産品や桜にちなんだグッズも売られています。そちらも楽しみながら無理のない範囲でお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。

また山の天気は変わりやすいので、雨の予報が出ていないかにも注意しておきたいですね。

 

●トイレのご利用は計画的に!

駅で降りてきた人が最初に向かうバス乗り場などの混雑っぷりやメインストリートの混雑っぷりから察してください。トイレはすご~~く長い列ができてしまいます。早め早めに連れて行かないと、行きたくなってから並んでいては待ちきれずに大惨事…となってしまうかも。

仮設トイレが設置されたりもしますが、休日にお出かけの方は駅も、仮設も、どこへ行ってもトイレは長蛇の列だと思っていてくださいね。

 

 

アクセスは?車と電車移動のポイント!大混雑には要注意!

一目千本の吉野の桜、一番の見頃の時期に観たいものですが、この時期は吉野観光の天敵!と言われるほどに大混雑、大渋滞するとのことなのです。

国道169号が特にひどく、国道から吉野山方面に入るのも不可能になり、シャトルバスなども渋滞に巻き込まれるほど…とのことなので、できれば電車での移動をお勧めします。

それでもどうしても車で行きたい!という方は、早い時間にというのを強くおすすめします。

車移動、駐車場のポイント

近辺は交通規制もあり(バイクは通行可能)、平日でも駐車場は午前10時には満車になってしまうとの事ですので、

 

駐車場への到着時刻リミット
満開の平日:午前8時までに到着すべき!
満開の土日祝:午前7時までに到着すべき!

 

また、昼前には帰るようにするというのが一番渋滞に巻き込まれ難いようです。

 

おすすめの駐車場:

如意輪寺駐車場 約200台
こちらは無料となっております。

下千本駐車場 約400台 普通車1,500円
こちらが一番大きな駐車場となっており、駐車場から奥千本方面に有料マイクロバスが出ているとのことです。(奥千本まで大人500円、子供250円)

 

この他、混雑の予想される休日に郊外駐車場(駐車料金1,500円・7:00~18:00入場15:00まで)から運賃無料のシャトルバスが運行されたり、観桜期のみオープンする駐車場などもあります。

電車移動のポイント

こちらもできるだけ早い時間に乗るようにしないと混雑するとのことで、なるべく平日に、帰りの券も先に購入するようにするといいかもしれません。

 

京都から吉野
近鉄特急にて橿原神宮前乗り換えで1時間40分

大阪から吉野
近鉄特急にて大阪阿部野橋より直通1時間16分

徳島から吉野
高速バスで徳島から大阪(難波)まで出る 3時間
難波から地下鉄御堂筋線で天王寺へ、
天王寺(阿部野橋)から近鉄特急に乗り換えで吉野へ

 

見頃の時期は混雑必至な吉野山ですが、渋滞などを気にしてドタバタ過ごしてしまうのはもったいないもの。

日にちに余裕のある方は、泊りがけで出かけてみるのもいいかもしれません

宿はどのあたりにとるのがベストなのか、最後にご紹介しましょう。

sakura8

歴史ある吉野の宿:おすすめ宿泊エリアはどの辺り?

宿泊は、電車移動でしたら近鉄沿線上のホテルや宿がおすすめです。

平日なら上千本の温泉旅館もおすすめです!

ただ休日となると、1年前から予約が入るほどの盛況ぶりということですので、宿をとるのが少し難しいかもしれません。

車移動ならおすすめは、少しだけ範囲を広げて

 

・宮滝遺跡方面の宮滝温泉
・御所市内
・伊勢志摩(温泉宿が多い)
・鳥羽
・安楽

 

などで探してみるのがおすすめです。

信仰の桜として手厚く保護され、信者たちの献木という形で桜を植え続けてきたといわれる吉野の桜。

平均的な見ごろは4月中旬ごろ、吉野町のホームページなども参考に開花情報をこまめにチェックして、一番の見頃である桃色に染まる吉野山を、その歴史も感じつつ是非お楽しみください!

また「山」にお出かけとあって、アップダウンのある道をかなり歩き回ることになります。駅や駐車場から目的地まで何キロも歩いていくわけですから、歩きやすい靴や服装でお出かけくださいね。

タイトルとURLをコピーしました