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食材・料理のQ&A

長ネギの日持ちは冷蔵庫や常温で何日?上手な保存方法も紹介!

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料理・食材
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スーパーで特売の長ネギを買ったのですが、野菜室を開けてビックリ。買い置きがあったのをすっかり忘れていました・・・。

すぐに使い切れそうもないので、長ネギはどれくらい日持ちするのかなど以下の項目について調べてみました。

 

  • 調理後の長ネギはどれくらい日持ちするのか
  • カットネギの賞味期限はどれくらいか
  • 腐るとどうなるか、見分け方をご紹介
  • 長持ちさせる正しい保存方法とは
  • 新鮮な長ネギの選び方と日持ちするレシピをご紹介

 

日持ちさせるには、冷蔵庫や冷凍庫に入れたほうが良いのか常温の方が良いのかもよくわからず、正しい保存方法についても調べてみました。

生のままで保存するより調理してから保存する方が長持ちするのであれば、調理しても良いかなとも思っています。

腐った時の見分け方も知っておけば、お腹を壊すことも、まだ食べられるものを捨てることもなくなりますよね!

この記事をしっかりお読みいただき、長ネギを無駄なく最後まで食べきれるようになってくださいね♪
 

   

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生や調理後の長ネギの日持ち期間は?常温・冷蔵・冷凍による違いを調査

生の長ネギがどれくらい日持ちするかわからなくて困るのは、賞味期限や消費期限が記載されていないからですよね。

賞味期限や消費期限は加工品への記載を義務付けられているもので、生鮮食品である生の長ネギには表示されていません

いったい生の長ネギはどれくらい日持ちするのでしょうか。

日持ち日数は長ネギの状態や保存方法によって異なりますので、一覧表にまとめてご紹介しますね!

 

長ネギの状態と保存方法別 日持ち日数の目安
長ネギの状態 保存方法 日持ち日数の目安
泥つき丸ごと 常温 約2週間
土に埋める 約2ヶ月
一本丸ごと 冬場の常温 約2週間
大きくカットしたもの 冷蔵庫 葉の部分:約2週間
白い部分:約3週間
冷凍 約1ヶ月
スライスやみじん切り 冷蔵庫 3~4日程
冷凍 約1ヶ月

 

旬の時期になると、泥つき丸ごとのネギをスーパーでもよく見かけますよね。

泥つきのものなら土に埋めて保存が可能ですので、たくさんある時やしばらく使う予定がない時には試してみると良いかもしれません。

白い部分よりも青い部分の方が日持ちが短いので注意が必要です。

土に埋める方法やそのほかの保存方法は、後ほど「長ネギの正しい保存方法とは?注意点や長持ちさせるコツを解説!」の章で詳しくご説明しますので、最後までお付き合いくださいね。

 

市販のカットネギや調理後のネギの賞味期限

長ネギには生のものだけでなく、スーパーで売られているカットネギ調理後のものもありますよね。

そのような長ネギの賞味期限はどのくらいなのでしょうか。

こちらもまず一覧表でご紹介しますね!

 

調理後のネギの賞味期限
料理名 保存方法 日持ち日数
市販のカットネギ 冷蔵庫 約2~3日
冷凍 約1ヶ月
ネギぬた 冷蔵庫 約2~3日
マリネ 約4~5日
ポン酢漬け 約7日

 

市販のカットネギの賞味期限はとても短いです。

下記の例では、加工日が5日で消費期限が8日…つまり、3日間しかありませんね。

 

 

こちらの商品は、加工日を含んで4日間の消費期限で設定されています。

 

自宅でカットしたものも同じですが、カットが細かくなればなるほど断面が多くなり、そこから美味しさが抜けたり乾燥が進むので劣化が早いのです。

もう一点注目したいのは、「賞味期限」ではなく「消費期限」が記載されている点です。

美味しく食べられる期限を意味している「賞味期限」に対して、「消費期限」は安全に食べられる期限を意味していますので、消費期限切れのものは基本的に食べてはいけません

カットネギは買ったその日に使ったら、残った分はすぐに冷凍すると良いですね。

ぬたは酢味噌和えです。ちくわなども一緒に和えると美味しいですよ!

マリネ液やポン酢に焼いた長ネギを漬けるマリネやポン酢漬けは、4~5日から1週間ほど日持ちしますので、常備菜としても活躍しそうですね!

最後に「新鮮な長ネギの選び方は?おすすめの日持ちするレシピもご紹介」の章で、マリネ液の作り方もご紹介しますのでお見逃しなく!

生の長ネギや調理後の長ネギの日持ちや賞味期限をご紹介しましたが、これらはあくまで目安で、本当に食べられるかどうか最終的には自分で見極めるしかありません。

続いては長ネギが腐るとどうなるかを解説しますので、見極められるようになってくださいね。
 

 

長ネギは腐るとどうなるの?傷んでいる時の見分け方や目安がコレ!

先ほどご紹介した市販のカットネギのように消費期限が記載されていればわかりやすいのですが、生の長ネギには記載されていません

見た目や臭い、味を目安に、自分で判断するしかありません。

腐ったり傷んでいるネギの特徴を以下にまとめますので、判断の材料になさってください。

 

腐ったネギの特徴

  • 汁が出ている
  • 全体的に溶けている
  • 異様にねばねばしている
  • 明らかに腐っているとわかる臭いがする
  • 手で持った時にぐにゃっと曲がるほど柔らかい

 

長ネギにはもともと粘りがありますし臭いも強めの野菜ですが、腐ると異様な粘りや、少し離れたところからでも「何だろう?」と感じるような臭いがします。

 

 

すんごく臭いそうです。ガスの臭いと表現されることもあり、はっきりと腐っていることがわかると思います。

判断が難しい時は、少しだけ食べてみても、腐っているとわかる味がするので判断しやすいでしょう。

ただ、腐った長ネギを食べると腹痛などの症状が現れる可能性もありますので、味見の際は少しにしてくださいね。

 

 

腐った長ネギで命にかかわるような重篤な食中毒を引き起こすことは少ないようですが、腹痛はつらいですものね! 気を付けましょう。

また、冷蔵庫での保存期間が長くなったり保湿が足りない時、または常温保存すると乾燥して萎びてしまいます

表面が萎びていても、1枚皮をむいて艶のあるきれいな面が現れれば食べられますが、全体的にしなしなになっていると食べられません。

乾燥にも注意して正しく保存しましょう。

長ネギが腐っているかどうかの見分け方はわかりましたが、腐らせないことが一番ですよね。

続いては長ネギの正しい保存方法をご説明しますので、長ネギを良い状態で長持ちさせるために参考になさってください。

 

ネギが腐った時の見分け方は、こちらの記事でも詳しく解説していますよ!
↓ ↓ ↓
ネギが腐るとどうなるの?見分け方をわかりやすく解説するよ!

 

 

長ネギの正しい保存方法とは?注意点や長持ちさせるコツを解説!

長ネギは土に埋めたり、冬場なら常温で保存出来たりと、様々な方法で保存が可能ですね。

それぞれに注意点やコツがありますので、一覧表にまとめます。

 

長ネギを長持ちさせる正しい保存方法
長ネギの状態 保存場所 保存方法
泥つき丸ごと 土に埋める ・土付きのまま軽く穴を掘って長ネギを寝かせる
・長ネギ白い部分を土に埋める(葉の部分は出す)
常温 土付きのまま新聞紙に包む
・冷暗所に立てて保存
一本丸ごと 常温 ・ビニール袋から出して新聞紙で包む
・風通しの良い冷暗所に立てて保存
大きくカットしたもの 冷蔵庫 ・冷蔵庫に立てやすい長さにカットする
根の部分は切り落とす
・根に近い部分に水をしっかり含ませたペーパーを巻く
・上の部分に軽く湿らせたペーパーを巻く
・葉の部分と白い部分を分けて密閉袋に入れる
・冷蔵庫に立てて入れる
・ペーパーを1週間ごとに交換する
冷凍 ・水気をふき取り1本ずつラップで包む
・密閉袋に入れて冷凍庫に入れる
スライスやみじん切り 冷蔵庫 密閉容器に入れて保存
冷凍 小分けにしてラップなどに包む

 

土に埋めると2ヶ月も日持ちするとのことですし、泥つきの長ネギが大量にある時には実践してみたいですね。

「…だけどマンションでスペースがない…」と思われる方、安心してください!庭が無くても、プランターでも可能ですよ!

ただ、洗った後のネギを埋めると腐ってしまいますので、土に埋めるのは根と泥が付いた長ネギだけにしてください。

夏場でも気温や風通しのよさによっては1週間以上日持ちする場合もありますが、基本的には高温多湿には弱いので冷蔵庫保存をおすすめします。

長ネギは土に立った状態で埋まっていますので、保存する時も生きている時に近い形にするとストレスを与えにくく、おいしさを保てます。

常温や冷蔵で保存する時には立ててくださいね。

また、緑の部分と白い部分では緑の部分の方が劣化が早いので切り分け、切った後に冷蔵保存する時は傷みがうつらないよう、分けて密閉袋に入れましょう。

冷凍の場合は同じ袋でも構いませんよ!

緑の部分は使わない…と思われているかもしれませんが、魚や鶏肉、豚肉を茹でる時の臭み取りに大活躍ですよ!ぜひ捨てずに取っておいてください。

 

冷凍した長ネギの臭いや、べちゃべちゃになるのを防ぐコツとは

1ヶ月ほどの日持ちを見込めるので、たくさんある時には冷凍保存を上手に使いたいですね。

ただ、冷凍した後のネギを使おうとすると、独特の臭みが強くなっていたり、みじん切りしたネギがくっついてしまったり、解凍するとべちゃべちゃになったり…少し扱いづらい場合があります。

そのような困りごとを減らすために、保存する際に一手間加えましょう!

 

みじん切りの長ネギを冷凍保存するコツ

  1. みじん切りした長ネギを水にさらす
  2. しっかり水を切ってなるべく平らに保存袋に入れて冷凍する
  3. 1時間ほどたったら取り出し、袋を振るなどして長ネギをほぐす
  4. 再び冷凍し、取り出してほぐす…を2度ほど繰り返す

 

長ネギの臭みは、「硫化アリル」という成分がもたらすものです。

硫化アリルには、殺菌作用や疲労回復、血液をサラサラにするなど、身体に嬉しい効果がたくさんありますが、臭いが苦手で減らしたい方もいらっしゃることでしょう。

そんな時は水にさらしてください。

硫化アリルは水溶性なので、水にさらしておけば溶けだして少なくなります。

ただ、水にさらしたものをそのまま密閉袋で保存してしまうと、ネギ同士がくっついてカチコチの大きな氷になり、使う時が大変です。

また、冷凍したネギを常温で解凍してしまうと、長ネギの中の水分が外に溶けだしてべちゃべちゃになってしまうので、凍ったまま調理する方が良いのですが、カチコチに凍っているとそれもままなりません。

その為に、なるべくパラパラに凍らせるよう、水気を切って冷凍し、袋を振るなどしてほぐしておいてください。

そうすることで使いたい分量だけを簡単に取り出せ、そのまま調理できるようになりますよ♪

また、大きめにカットまたはスライスしておくと、凍ったまま鍋料理に入れて使えるので便利ですよ!

正しい保存方法もわかりましたので、かなり長ネギに詳しくなったと思います!

最後に、新鮮な長ネギの選び方と、日持ちするレシピをご紹介します♪

これで、美味しい長ネギを選んで、長く楽しめるようになりますよ!
 

新鮮な長ネギの選び方は?おすすめの日持ちするレシピも紹介

正しい保存方法がわかっても、買ってきた時点で傷んでいては意味がないですよね。

新鮮な長ネギには次のような特徴がありますので、選ぶ際の参考になさってください!

 

  • 緑と白の境目がはっきりしている
  • 白い部分がしっかり巻いて締まっている
  • みずみずしく弾力がある
  • 持った時に重みを感じるもの

 

見た目より軽かったりふかふかと柔らかいものは、白い部分がスカスカしていて新鮮ではありません。

太くてスカスカなものよりも、多少細くてもしっかり中が詰まってみずみずしいものを選ぶようにしてくださいね。

また、土付きのものはもちろんですが、土を落として売られている長ネギも使う前には洗うようにしてください。

土の中の野菜ですので、土壌に生息する大腸菌や細菌が付着している可能性も考えられるからです。

 

長ネギの日持ちするレシピをご紹介

新鮮な長ネギを買ってきたらなるべく新鮮なうちに食べきりたいものですが、余ってしまう事も多いでしょう。

残りの長ネギを利用して保存食にもできる、長持ちレシピ活用レシピをご紹介しますので、試してみてくださいね!

 

マリネ(冷蔵庫で約5日)

焼いた長ネギをマリネ液に付け込むだけの簡単レシピですが、冷蔵庫で5日程の日持ちを見込めますので、作り置きにも適しています。

マリネ液の味を変えて数種類作れば、長ネギの大量消費にもつながりますよ!

マリネ液のレシピを3種類ご紹介しますので、お好みの味を探してみてくださいね♪

 

さっぱりレモンマリネ

  • レモン汁:1/2個分
  • 黒コショウ:適量
  • 鷹の爪:お好みで1本

 

ピリ辛和風マリネ

  • 醤油:大さじ1
  • レモン汁:大さじ3
  • 鰹節:適量
  • 七味唐辛子:適量

 

粒マスタードマリネ

  • 粒マスタード:大さじ1
  • 酢:大さじ1
  • 塩:少々

 

マリネ液には少しオイルが入るとまろやかになりコクも出ます。

長ネギを焼く時に少し多めのオイルで焼き、マリネ液につける時にフライパンに残ったオイルごと漬けると良いですよ♪

 

万能ネギだれ(冷蔵庫で約5日)

長ネギを使った万能ダレです!

冷しゃぶや蒸し鶏にかけても美味しいですし、から揚げなどにかけても美味しいので本当におすすめですよ!

 

  • 長ネギ:1/2本
  • 生姜:チューブ2cmほど
  • 醤油:大さじ1.5
  • 料理酒:大さじ1
  • 酢:大さじ1
  • 顆粒だし(ほんだしや中華出しの素など):小さじ1
  • 水:50cc
  • ごま油:大さじ1

 

フライパンや鍋でごま油を熱して長ネギを炒め、他の材料を全て入れ、少しとろみが出るまで煮詰めるだけです。

甘みや酸味を調整して、好みの味を見つけていただければと思います♪

 

長ネギのディップ(冷蔵庫で約2週間)

ネギだれをさらにしっかり煮詰めて作るディップソースです。

ご飯のお供にしても美味しいですが、調味料としても活躍しますよ!

まずは長ネギをみじん切りして塩と一緒に炒めます。

弱火にして15分程炒め、ネギが黄色くなってきたら油を足しながらさらに15分程煮詰めてください。

清潔な瓶で保存すれば、冷蔵庫で2週間ほど日持ちするので、醤油に足したり味噌を加えたり、いろんな味を楽しんでくださいね♪

 

玉ネギが腐った時の見分け方や保存方法についてはこちらの記事をご参照ください!
↓ ↓ ↓
玉ネギは腐るとどうなる?傷んだ時の見分け方や日持ち期間を調査!

 

まとめ

長ネギの日持ちや腐った時の見分け方、正しい保存方法について解説してきました!

 

一本丸ごとの長ネギの日持ちと保存方法

  • 冬場なら常温で2週間日持ちする
  • 新聞紙に包んで冷暗所に立てて保存する
  • 泥つきなら土に埋めて2ヶ月程日持ちさせられる

カットしたネギの日持ちと保存方法

  • 冬場以外は冷蔵庫で保存する
  • 葉と白い部分は傷み方が違うので3等分するのがおすすめ
  • 葉の部分は2週間、白い部分は3週間ほど日持ちする
  • ペーパーを使ってしっかり保湿し、密閉袋に入れて野菜室で立てて保存
  • カットして密閉袋に入れ冷凍すると1ヶ月日持ちする

細かくカットした長ネギの日持ちと保存方法

  • みじん切りやスライスしたものは冷蔵庫で3~4日
  • 冷凍すると1ヶ月程日持ちする
  • 水にさらしてからしっかり水気を取り、冷凍中に何度かほぐす

腐ったネギの見分け方

  • 粘りや臭いが異様に強くなると腐っている
  • 乾燥すると萎びるが、1枚むいてきれいなら食べられる

新鮮なネギの見分け方

  • 緑と白の境目がはっきりしているもの
  • 中がしっかり詰まっていてみずみずしいもの

日持ちレシピ

  • マリネやネギだれは冷蔵庫で5日ほど日持ちする
  • しっかり煮詰めたネギのディップソースなら冷蔵庫で2週間ほど日持ちする

 

泥つきの長ネギは、これまで何となく躊躇して買えなかったのですが、常温でも2週間も日持ちするのなら一度買ってみたいと思います。

気に入ったらたくさん買って、庭やプランターに埋めても良いですよね♪

長ネギを冷凍したこともなかったのですが、大きくカットして冷凍も可能とわかったので、うまく利用して長ネギを腐らせないようにしたいと思います。

日持ちレシピも活用しながら、美味しい長ネギを美味しいままに使い切れるようにしましょうね!

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