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食材・料理のQ&A

ジャムの冷凍保存方法!保存期間やおいしいレシピも教えます!

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料理・食材
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先日、業務スーパーで激安の冷凍フルーツを見てむしょうにジャムが作りたくなり、数種類を買い込んできました。

イチゴジャム・ブルーベリージャムなどを思う存分作って大満足なのですが、数日では食べ切れません。

こんなときの強い味方は、「冷凍」ですよね!

ジャムは冷凍できる?」、「冷凍での保存期間はどれくらい?」など、気になる点を調査してみました。

 

  • ジャムを冷凍保存している実体験を調査!保存方法保存期間を紹介
  • 市販品の賞味期限をチェック!手作りの冷凍ジャムよりも長く保存できるの?
  • 冷凍したジャムの正しい解凍方法&解凍後の日持ち
  • 冷凍ジャムのおいしいアレンジレシピが知りたい!

 

友人から「ジャムを上手に保存すれば常温で長期保存できる」と聞いて以前に試したのですが、失敗して1週間ほどでカビさせてしまったことがあります…。

せっかくの手作りジャムが短期間で腐ってしまうと、ものすごく虚しいですよね…。

市販品の賞味期限と手作りの日持ちを比較して、「どちらが便利かな?」という点も考えていきたいと思います。

解凍方法アレンジレシピもご紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみて下さい!
 

   

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ジャムは冷凍保存できる!保存期間はどれくらいまで大丈夫?

私はジャムを冷凍した経験がないのですが、「解凍後に水が出るんじゃない?」など心配な点がいくつかあります。

そこで、「ジャムを実際に冷凍保存している」という方の口コミから、参考になる情報を集めてみました。

 

ジャムを大量手作り&冷凍している方多数!冷凍保存の方法とコツを紹介

口コミでは、「毎年、庭でとれるフルーツを使ってジャムを大量に作る」など、経験豊富な方の実体験が多数ありました。

  • 「ジップロックに入れて冷凍している。薄く平らに冷凍すれば、ポキポキ折って必要な分だけ取り出せる」
  • 安売りのいちごはジャムにして冷凍するのがおすすめ」
  • 「保存瓶を真空にしてから冷凍している」
  • 「冷凍しても完全には凍らない。すぐに解凍して食べられる」
  • 市販のジャムは大瓶の方が安いけど食べ切るまで時間がかかる。冷凍が便利」

下記のような、失敗談もあります。

  • 「ブルーベリージャムの保存状態が悪かったのか…冷凍やけで色が悪くなってしまった」
  • 「長く冷凍していると、臭い移りで不味くなる」

ジャムは冷凍できるのですが、保存状態によっては本来の味を楽しめなくなるんですね。

ちなみに、ジャムは電子レンジでも作れます。作り方は、こちらの動画でチェックしてみて下さい。

 

口コミの実体験と失敗談を踏まえて、ジャムを上手に冷凍保存する方法をご紹介します!手作り・市販品どちらにも使える方法です。

 

ジャムの冷凍保存方法

ジャムを冷凍するコツは、「真空を目指す&早く凍らせる」です!

  1. ジップロックのような密閉できる保存袋に、ジャムを入れる
  2. ジャムを薄くのばして、保存袋の形を平らに整える
  3. 保存袋から空気を抜いて密閉する(冷凍やけ・臭いうつりを防止するため)
  4. 保存袋の上から、菜箸などで4等分くらいに分け目をつけておく(分け目から折れて、取り出しやすくなります)
  5. 平らな形のまま、金属製のトレーに保存袋を乗せる(なければアルミホイルに包んでもOK)
  6. 冷凍庫に入れる

上記の保存方法は、ジャムを少量ずつ使う場合を想定しています。

ジャムを一度に大量に使うご家庭では、1〜2回分を小分けにし、ラップに包んでから保存袋に入れるほうが、取り出しやすいですね。

*後ほど「冷凍したジャムの正しい解凍方法!注意点や解凍後の日持ちは?」で上手な解凍方法もご紹介します!

 

瓶に入れたジャムを冷凍しても大丈夫?

瓶の容器に入れたジャムを冷凍保存する場合は、瓶の耐冷温度を必ず確認しましょう!

ジャムに含まれる水分を冷凍すると体積が増えますが、通常の瓶は温度の影響で伸縮しません

ジャムの水分量によっては瓶が割れてしまう危険性があるので、十分にご注意下さいね。

耐冷の瓶を使う場合は、瓶を煮沸消毒&脱気殺菌をすると、保存袋よりも良い保存状態が長く保てます。

 

脱気殺菌とは?

脱気殺菌とは、ジャムが入った瓶ごと湯煎をして、瓶に残っている「雑菌が混ざっている可能性がある空気」を完全に抜く方法のことです。

煮沸消毒&脱気殺菌の方法はこちらの動画が簡単でわかりやすいので、ぜひ参考になさってみて下さい!

 

家庭で冷凍したジャムの保存期間とは?1年もつの?

手作りジャムを冷蔵庫で保存した場合の日持ちは、数日〜1週間ほどです。冷凍すると下記のとおり保存期間が伸びますよ

 

冷凍庫での日持ち

  • ジップロックのような保存袋で保存:1ヶ月ほど
  • 耐冷の瓶で保存:最長1年ほど

実際の保存期間は、保存環境に左右されます

「密閉が不十分」・「冷凍庫の開閉が多い」などで、「保存期間が短くなる場合もある」と覚えておいて下さい。

 

保存袋での保存期間が短い理由

ジップロックのような家庭用の保存袋を100%真空にするのは、とても難しいです。

ジャムが空気に触れる部分があると、冷凍やけ臭いうつりの影響で少しずつ劣化していくので、風味を1ヶ月以上保つのも難しくなります

ただし、1ヶ月を過ぎても腐るわけではない点に注目です!

保存状態が良ければ風味が数カ月保てる場合もあるので、実際に食べてみて、その都度ジャムの状態を判断しましょう。

保存期間が迫ってきたジャムを無駄なく食べ切る方法は、後ほど「冷凍ジャムのおいしい食べ方は?人気レシピや作り方も紹介!」でご紹介します!

 

ジャムは、冷凍可能でしたね。ジャムを長く楽しむために、ご紹介した冷凍のコツをぜひ参考になさってみて下さい。

次に、市販のジャムの賞味期限をチェックしてみたいと思います。手作りのジャムを冷凍するよりも、長持ちするのでしょうか?
 

 

市販品の賞味期限をチェック!手作り冷凍ジャムの日持ちよりも長いの?

手作りジャムはおいしいですが、時間をかけて煮詰めているときに、ふと「買ったほうが楽だったかな〜」なんて思うことはないでしょうか?

状況に合わせて手作りと市販品を選べるように、市販品の賞味期限も調査してみました。

フルーツ・フルーツ以外のジャムを合わせてご紹介するので、お取り寄せを検討している方にも参考になると思います!

賞味期限の数字をクリックすると、販売店へアクセスできます♪)

 

市販のジャム 賞味期限
ジャム 市販品の賞味期限
ミルクジャム 製造から90日
梅ジャム 10ヶ月
レモンジャム 10ヶ月
甘夏ジャム 1年
いちじくジャム 1年
柿ジャム 1年
キウイジャム 製造から12ヶ月
びわジャム 製造から1年
桃ジャム 製造から1年
ゆずジャム 製造から1年
ラズベリージャム 製造から18ヶ月
栗ジャム 200日
梨ジャム 製造から2年

 

上記は全て常温保存or冷蔵庫保存の商品です。商品数は少ないですが、通販で冷凍販売のジャムも発見しました!

 

冷凍販売のジャム 賞味期限
商品名 賞味期限
山北みかんジャム 6ヶ月
解凍後:冷蔵庫で70日

 

市販品は、賞味期限が1年以上の商品もありましたね。ただし、賞味期限は「未開封で保存方法を守った場合の期限(農林水産省HPより)」という点にご注意下さい。

未開封なら常温で長期保存OKのジャムでも、開封後は冷蔵庫で保存する必要があります。

ジャムなどの製造販売で有名なキューピーのホームページにも、下記のように書かれていました。

 

開栓後の保存は、冷蔵庫(10℃以下)に入れ、2週間を目安に召しあがってください。

キューピー 「ジャム・スプレッドなどに関するQ&A」より

 

正しく冷凍保存した手作りジャムの日持ち期間と一般的な市販品の賞味期限は、あまり変わりません。

添加物が入っている市販品もあるので、「子どもに食べさせるなら手作りするべきなのかな?」と悩む方もいらっしゃると思います。

下記のような市販品のメリットも踏まえて、状況に応じて使い分けて頂けると幸いです。

  • 市販品は未開封なら常温保存が一般的。空いている場所に置けるのがメリット
  • 皮をむくなど下ごしらえに手間がかかる食材は、手間なく食べられるのがメリット
  • 季節によっては簡単に手に入らないフルーツなどのジャムがいつでも買えるのがメリット

 

賞味期限切れのジャムについて、こちらの記事で詳しい情報をご紹介しています!
↓↓↓
ジャムの日持ちを徹底調査!賞味期限切れはいつまで食べられる?

 

手作りジャムの冷凍から市販品の取り扱いまでをご紹介してきました。

どちらも未開封なら長期保存できるので、状況に合わせて使い分けながら楽しんでいこうと思います!

次に気になるのは、家庭で冷凍したジャムの解凍方法です。水分の分離などが気になるのですが、解凍にコツはあるのでしょうか?

 

冷凍したジャムの正しい解凍方法!注意点や解凍後の日持ちは?

冷凍したジャムは「水分が分離する」か「ドロドロになる」イメージがあったのですが、実際に冷凍している方からの情報によると、冷凍庫から出して意外と簡単に使えるようです。

 

冷凍ジャムの解凍方法と水っぽくなったときの対処法

ジャムは、味付けのために加える砂糖の働きで、冷凍しても完全には凍りません

パン1枚に塗るくらいの量であれば、冷凍庫から出して10分ほどで解凍されるので、そのまま使ってOKです。

大量に解凍したい場合は、下記の方法をお試し下さい。

  • 冷蔵庫にうつして自然解凍(時間がある場合)
  • 流水解凍(時間がない場合)

すぐに食べるなら常温解凍でもいいのですが、食べるまで時間が空く場合の常温解凍は、おすすめできません。

つい忘れて放置してしまうと、温度や湿度によっては劣化が早まる危険性もあるので、なるべく冷蔵庫で解凍なさって下さい。

 

解凍したジャムが水っぽくなった!どうすればいいの?

市販のジャムが「なぜか水っぽいと感じた経験は無いでしょうか?私は、この状態が冷凍したジャムにも起こるかもしれないと心配でした。

市販のジャムにある特有のとろみについてはキューピーのホームページに詳しい情報があり、ペクチンというとろみを作り出す添加物を使っているのが一般的でした。

ジャムが水っぽくなるのは、下記が原因でペクチンが働かなくなっている可能性があります。

  • カビなどの原因になる雑菌が、ペクチンを分解してしまった
  • ジャムを混ぜたことが原因で、ペクチンの働きが弱まった

ジャム全体に全くとろみがない場合は、雑菌の影響を考えて食べないのがおすすめです。

一部にとろみが残っている場合はそのまま食べてもOKなのですが、とろみを復活させたい場合は、下記をお試し下さい!

  • 少量:とろみが戻るまで電子レンジで加熱する
  • 大量・鍋で煮る

*焦げないようにご注意下さい。

見分け方が難しいので、臭いなどもチェックして総合的に判断するのがおすすめです。少しでも嫌な感じがする場合は、自分の五感を信じて食べないで下さいね!

 

冷凍ジャムを解凍後の日持ちは保存方法次第!?長持ちさせるコツとは?

冷凍ジャムを解凍後の日持ちは、長くても1週間ほどです。

解凍した分は食べきるのがベストですが、数回に分けて食べる場合は、下記の点にご注意下さい。

  • 清潔な容器に入れて、冷蔵庫保存する
  • 清潔なスプーンなどで取り分ける
  • 食べない分は、なるべく早く冷蔵庫に入れる

ちなみに1週間ほどで食べ切れない場合に、再冷凍するのはNGです。ジャムの風味が急激に劣化するので、一度解凍したら食べ切りましょう!

 

ジャムの冷凍方法から解凍方法までを詳しくご紹介してきました。

数日で食べ切れる分は冷蔵庫保存」・「数日で食べきれない分は冷凍」と使い分けて、衛生面などにも気をつけて保存していきたいと思います!

最後に、冷凍ジャムのおいしい食べ方もご紹介します。
 

冷凍ジャムのおいしい食べ方は?人気レシピや作り方も紹介!

ジャムと言えばパンに塗る・ヨーグルトにかけるなどが定番ですが、他にも活用できるレシピがあります。

レシピサイトなどで人気のレシピをご紹介します!

 

ジャムアイス

【ジャム100g:生クリーム100cc:牛乳50cc】の割合で混ぜた後に、容器に入れて冷凍するだけで完成です!

製氷皿で凍らせると、一口サイズの食べやすいアイスになりますよ♪

ジャムと水分が分離しやすいので、少しずつなじませながら混ぜて下さいね。

 

酸味のあるジャムでクリームソース

【酸味のあるジャム+生クリーム】で、白身魚・豚肉・鶏肉に合うソースになります。

黄色のジャム(マーマレード・レモンなど)が、違和感なく料理の良い彩りになります!

 

ドレッシング

【ジャム+酢+オリーブオイル】で、サラダのドレッシングになります。

白身魚や蒸し鶏などにも合いますよ♪

 

ジャムと同様にフルーツの甘みを引き立たせるコンポートについても、詳しい情報をご紹介しています!
↓↓↓
コンポートの日持ち期間!いちじく・梨・りんごなど果物別に解説!

 

フルーツの風味を凝縮させたジャムは、意外な組み合わせで普段の料理にも活用できます!ぜひオリジナルレシピも生み出してみて下さいね!

まとめ

ジャムの冷凍について、詳しい情報をご紹介してきました。

ポイントをまとめてみます!

 

  • ジャムは冷凍できる!保存方法を守れば、瓶で1年ほど保存可能
  • 市販のジャムの賞味期限は数カ月〜2年ほど。開封後は手作りジャムと同じく日持ちしない
  • ジャムは完全に凍らないので、冷凍庫から簡単に出して使える
  • ジャムは定番の使い方以外にさまざまな料理に活用できる

 

ジャムを冷凍する場合は、保存環境に保存期間が左右されることがわかりました。

家庭用の保存袋は「完全に真空にできない」という点で長くても数カ月の日持ちですが、耐冷の瓶を正しく使えば長期保存が可能です。

季節ごとの食材を賢く保存して、長い期間楽しんでいきましょう♪

冷凍ジャムの解凍は簡単ですが、常温保存NG・再冷凍NGなどの注意点もありましたね。

食べ切れる分を予想して、本来の風味を保ちながら安全に食べて頂けると幸いです。

今回わかった情報を参考に、これからも手作りジャム・市販のジャムを無駄なく・美味しく食べ切っていきたいと思います!

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